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新しい試験が始まります
ユンボ2

野菜農家の熊谷さん、畑の表土を剥いでいます。
このあと、白菜を植えるのですがそれらの野菜の栽培試験をします。
春から試験区を作って予備試験をしていましたが、いよいよ本当の畑での本試験になります。
熊谷さんにユンボでいろいろな条件の畑を作っていただいています。どのようなデータだ出るか、またこのブログでご紹介させていただきます。

半年待って出て来た答えが「ひまわりはセシウムを収集しませんでした」では本当にしまりません。
農家と一体になってのデータ収集と対策の実施が、もう福島の農業の生命線です。

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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

微生物の放射能除染について
南相馬市で放射能汚染の微生物による除染の技術説明会がありました。専門用語で「オギュメンテーション」と言います。

放線菌による元素転換が話題になった金沢大学名誉教授の田崎先生が、各試験区の線量をガイガーカウンターで量りながら検証と効果を解説して行きます。微生物を投入するよりも、珪藻土やベントナイト等を使い土着微生物を誘引することを目的にして、試験区によっては一定の線量の低下が認められました。

田崎4

参加した農業者からは、「生産技術として明日からでも使えると言うわけにはいかない」との声もありましたが、うかったところによるとこの春までカナダのモントリオールにいた理学系の研究者で、いきなりそこまで望むには無理というもの。
私も農業利用についていくつか質問をしたところ「福島でそんな専門用語を使える人がいるとは思わなかった」と逆に感心されてしまい、そのあと南相馬市の桜井市長にも紹介していただきました。付け焼刃のような知識もたまには役に立ちます。


桜井7

県外の方に県内の首長を紹介していただくのも妙なものですが、同行した米国のドキュメンタリー映像の撮影者も
思いもかけず、米国誌で世界の100人に選ばれた桜井市長の映像も撮れて大変よろこんでいました。


幕田2

取材者から「幕田の指導する農家からの生産物からはセシウムが検出されないのですが」の質問にも、微生物の顕微鏡写真を使いその可能性について「仮説」を語っていただきました。




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珍客万来 2
神戸新聞05

神戸新聞木村記者、東日本大震災の取材のために特派員として宮城に駐在とのこと。
今回は神戸のYWCAが福島産農産物の販売支援を打ち出しながら、突然バザーでの取り扱いを中止したことに対しての取材です。

福島産農産物の紹介の中止を協力要請したメンバーがいたとのこと、もう慣れっこうになってしまいましたが、京都の大文字焼きの薪の拒絶や福岡の福島農産物支援中止、愛知の花火中止要請と根っこは一緒で要は猛進的な自己防衛意識、そこには当たり前のデータ収集や死者に対する鎮魂、被災者に対する労わりや食品に対する尊厳を感じません。
日本はいつの間に、このような精神的に貧しい国になってしまったのでしょうか。

神戸から取材にやってきた木村記者、このような情況で怒りの声を上げない「福島県人」がとても不思議だと言います。
あたり構わず罵倒しまくる「関西のおばちゃん」とは違いますが、福島県人も相当怒っています。表現の方法が違うだけです。福島県人は相当執念深いですよ、まだ薩長に怨念があります(笑)。

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珍客万来
「珍客」といっては失礼なのですが、普段お見えにならないお客様もお迎えするようになました。

アドも4

福島の地酒「大七」のテレビCMに登場する、アダモ・クロフォード氏。英国出身でNHK「英語でしゃべらナイト」の英語監修などを手がける知日派です。
EMオーガアグリシステムの放射線が検出されていない、「梨」「葡萄」「きゅうり」「茄子」などをご堪能いただきました。

<集合1

クロフォード氏がお連れになったお客様も多士済々。
東大法学部の教授の方やNHKの解説委員、経産省OBから長野で有機農業の普及に携わる方など多士済々。

懇談も放射能汚染から有機農業の普及,日本農業の海外展開論まで「論客」の皆さんの丁々発止の攻防に下手なテレビ番組の討論よりよほど内容の濃いものとなりました。

最後は林檎「紅玉」の前での記念撮影となりましたが、今度は是非東京に乗り込んで「近未来の日本農業」について論じてみたいと思います。

世間的に、常識人といわれる人ほど常識にとらわれない発想をするものです。日本農業の常識が正解の非常識であることも、また確かなのですが。




テーマ:地域活性化 - ジャンル:ビジネス

福島の風景 2
小学生2

学校の方針でしょうか、商工会で募ったのでしょうかとある町がどでこんな張り紙を見つけました。
張り紙といっても、なにかの樹脂で雨風には負けないものになっています。雨風には負けなくとも、放射能に「気合と元気」負けまいとする発想はこれはすごいものがあります。
福島県は「白虎隊」「二本松少年隊」の地域がら、子供ながらに難敵に立ち向かう習性ががあるのでしょうか?頼もしくもあり、もの悲しくもあります。
ポスターの隣りが地震で破損し、取り壊した店舗あと、被災地の現状は2重3重の苦難にまみれています。

D商店街3

くしの歯が抜けるようにが抜けるように、シャッターをおろした空き店舗が目立つ商店街にも「負げねえぞ」のノボリがはためいています。
ただでさえ大変な田舎の商店街、風評被害のダメージによる農業収入の減少は地域の購買力にも影響します。
この地方の特産「干し柿」は、生柿を干燥するためセシウムの濃縮が懸念され他の果物以上に出荷が危ぶまれています。

かつて日本が経験したことがない現実、みんなで智恵を出して動き出さなければなりません。早く、早く、早く。

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福島の風景
山舟生1
原発事故現場から何十キロも離れた場所にもこんな看板を見るようになりました。
少しでも汚染物質を遠くに運ぼうとする高汚染地帯、持ち込ませたくない住民。エゴと言うより素直な感情のせめぎあいです。
市町村は県の指示を待ち、県は国の指示を待つ、ところがはかばかしく指示を出さない国。
行政機関の縦割りをいくつも跨ぐような大事件は残念ながら日本では危機管理が機能しません。


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台風の影響
松川1

なんと気象災害の多い年でしょうか。

今日も台風一過とは行かず、強い雨が断続的に降りました、吾妻山系から流れてくる阿武隈川支流の松川も水量が減りません。
セシウムも一切合切洗い流してくれるとよいのですが。

いずれにせよ水系、河川を通って最終的には太平洋に至るわけで、人間はなんと罪深いものを作ったのでしょう。
日に日に原子力施設や事故後の対応の杜撰さも浮き彫りにされてきました。自然の猛威の前に為す術もないのも人間の姿でもありますが、小ざかしく目先の欲だけで行動し、作り出した技術を制御しきれず太平洋まで汚染してしまったのも、なんとも哀れな姿です。
しかも、今度は原子力災害の被災者に対して膨大な書類を要求しているとのこと、着の身着のまま逃げ出したり過失もなく突然財産や業務上の利益を遺失した生活者や事業者について全く酷いと言うほかはありません。

これから無数の民事訴訟が湧き起こるのでしょうが、これだけの過失と被害について刑事罰が適用されない不可解と言うしかありません。

罪を憎んで人を憎まずと言うのは日本人のメンタリティであり、美徳度もあるところですがもっともらしく謝罪をする人たちに、ちらちらと赤い舌を見て取れるのは私の人間性の至らなさでしょうか。

テーマ:なんでも台風情報 - ジャンル:地域情報

頑張っているのですが
田中7
    福島県伊達市 田中農園

葉菜類の周年栽培、堆肥生産から利活用に一貫経営。
経営面積も2haから2倍へ、まさに有機循環のモデルとなる経営が原発旗鼓の後遺症に悩まされています。

野菜の放射能は不検出でした、核種検査での不検出は限りなくゼロに使いことになります。
路上で吸った自動車の排気ガスや、他人タバコの煙の方がまだ高いリスクと言えます。

万全を期して生産に臨んだ今季は原発事故に翻弄されました。頑張って作っても売れ行きがいまひとつです。
自慢の畑にも空きが目立ちます。でも頑張りましょう、葉物野菜は寒くなると甘味が増します。

頑張って売りますので頑張って作ってください。ようやく田中さんにも笑顔が戻りました。

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ドキュメンタリー映画
撮影快調!か、どうか分かりませんが、原子力災害後の福島の農業を記録するドキュメンタリー映画の製作が続けれれています。

春から約半年かけて撮り続けたものを約90分に編集するようです、先日撮影分の仮編集がアップになりました。

      http://www.youtube.com/watch?v=bZelpOgn64w

今日は、梨農家「大内果樹園」さんで撮影とインタビューが行われました。


大内EM1


スピードスプレヤーに活性液をいれ、果樹園に丁寧に撒く様子、梨の出来ばえ、空間線量の推移、消費者の反応等ていねいに記録されます

大内EM2

解説・案内役の私が恐縮するほど細やかに農家の心理も描いてゆきます。
絶望の渕に立たされた農家が、希望を見出し前に進もうとする姿とそれを支援する人々。それでもなお、その前に2重3重に立ちふさがる大きな壁。政府の発表する数値など信用できないという消費者心理について、それでも安心な情報を独自に送り続けるしかない供給者側。
しかも、農業が産業である以上、経営が破綻してしまうまでのカウント・ダウンとの闘いでもあります。

大内EM5

いくら優れた映像でも、味を含めた農産物のクオリティは説明するのが大変です。
次回は、NHKの「英語でしゃべらナイト」の英語監修「サイエンスZERO」の英語版制作などを手がける,知日家アダム・クロフォード氏やプレス関係者と試食をしながら味覚と品質をお伝えしたいと思います。24日に撮影の予定です。



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季節が変わり選手交代
露地
露地きゅうりが終盤を迎えています。
いつもより暑い秋とは言え、さすがに彼岸近くになると成り疲れが見えます。

代わってハウスきゅうりがずいぶん育ってきました。ハウス6

これから霜の降りるまで、ハウスきゅうりには働いてもらわなければなりません。
有機栽培特有の淡い葉色です。甘く瑞々しいきゅうりを保証してくれるような順調な生育です。

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里芋の季節なのですが
里芋09

いつも出入りしている農家さんの自給菜園、今年も見事な里芋ができていました。

本来なら芋煮会の季節ですが、今日の福島はまた34℃、ちょっと秋の気候ではありません。
震災と原発事故に気をとられていましたが、先の台風この残暑と相当な異常気象が続いています。

本来ならば契約農家で芋などの根菜類をとても上手に作る方がいました。南相馬市小高区金房地区、昔から大根の産地です。
その農家の里芋は、口に入れたときに「とろっ」ととろけるような食感が評判でした。
その金房地区も原発から30キロ県内、消息の確かめようもありません。ただ救いは山沿いの高台、少なくとも津波の被害はありません。
ご無事で避難されていることと思います、また本当においしい野菜をお願いします。


テーマ:美味しいもの - ジャンル:グルメ

学校田の有機米
石井1

福島県須賀川市のきゅうり農家石井さん。
近くの小学校の学校田で有機栽培のお米を作っています、微生物を入れるようになってから硫化水素の臭いがなくなったそうです。
例年だと指導とお手伝いだけ、主に5年生の児童が作業をしますが、今年は原発事故の影響で児童には土に触れされない方針で、田植のの下ごしらえから石井さんがやりました。

もともと野菜農家の石井さん、お米は有機栽培で米作をしている農家から聞いて学校田で実践しているとのこと。そんな話を聞いていると、教頭先生も見えられました。

教頭先生

石井さんの子供さんは女の子が2人、高校生と中学生でもうPTAではありませんが、在学中の学校園作りから変わらず指導やお手伝いをされているとのこと。

今度はまた、除染というお手伝い項目が加わりました。

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「幸水」から「豊水」へ
8月末から出回っていた福島産「幸水」、さくさくと水っぽくてさわやかな歯ごたえです。
今出荷をし始めた「豊水」は、甘味が強くやや濃い目の味わいになります。

豊水2

今日の総理の所信表明演説で、福島の女子高生もすっかり有名になりました。子や孫やひ孫の代まで福島で生きる決意でした。首都圏の利便のために「福島」が存在するわけではありません。
ここの梨園も100年続く産地、放射能で伝統を絶やすわけには行きません、文字通り黄金色に輝く梨を見ながら、来年も再来年もこのようにこの梨が「豊に」実ることを願わずにいられません。


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残暑の秋です
つがる5

残暑の残る秋ですが果樹園は秋の装いです。
早生種「つがる」が赤い実をつけています、これから「千秋」中生種の「ジョナゴールド」等が続き、晩生の「ふじ」が最後を締めます。

バンド3

もう蝉の鳴き声は聞こえませんが、なぜか赤とんぼを見かけません、暑さのせいでしょうか。
暑ければ、雑草も繁茂し病害虫も多発します。
しかし、私たちの関連する農家さんは工夫を凝らし農薬の減量に努めています。


とくさい6

共選場のラインに乗れば、色と形と重さで価値が決まります。
もっと違う、「安心」や「安全」、「鮮度」「おいしさ」を求めてがんばってきました。

原子力事故は本当に残念です、しかしこのりんごも放射線は「不検出」でした。

いままでの頑張りが生きるよう、これからも良い物を作り続けます。

テーマ:美味しいもの - ジャンル:グルメ

食の安全とおいしさ
取材4

放射能災害後の福島の実情を伝えるドキュメンタリーも撮影が進んでいます。
先月WEBエコピュアで紹介された渡辺果樹園さんの撮影も行われました。

取材5

間もなく出荷が始まるブドウ「巨峰」も試食したところ、抜群のおいしさでした。
しかも先の放射能検査で「未検出」、検出限界値以下の連絡があったばかりです。

おいしさと安全性の証明、2つの目的を達成できました。表土剥離など特別な放射線の管理技術と言うよりも、常日頃行ってきた土壌管理の影響が大きいと考えられます。

取材10


ブドウの木の根元にあった、微生物による胞子のかたまりもカメラに収めました。
有用な微生物が畑の土壌全体に広がってきます、それらがそれだけおいしいブドウと有機物と連動して無化学肥料での肥料成分の供給をもたらしています。


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大震災から半年です
大震災から半年が過ぎました。
何を言いたいのか、風評を消したいのか煽りたいのか、よく分からない会見をしていた鯰のような顔をした官房長官が去り、どじょう内閣が生まれました。生まれて間もなく原子力行政の主務大臣経産大臣は早速どこかに去ってしまいました。

自然災害の後は不毛の政治体制。しかし、被災地はそれでも生きてゆかなければなりません。

DS子供1

子供の健康被害は心配です、しかし家のの中に閉じ込めておくわけには行きません。
しっかりした精神状態を保つためには運動も不可欠です、安心な場所を探しつつソフトボール大会も開かれるようになりました。子供の元気な歓声が親にとって何よりの励みです。

修理3


農作業の間をぬって、家屋の修理も行われています。パイプで応急補修していた入り口にもサッシが入りました。
壁のひびはそのままですが、とりあえず崩れなければよしとするようです。

永田町のひびもそれはそれで心配です。勢いよく打ち上げた3次補正はどうなるのでしょうか。


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EMと放射線対策の報道
ウクライナの放送局が取材に訪れ、EM(有用微生物群)を使用した放射の影響低減の実証試験を取材して行きました。

EM強化活性液を希釈しスピードスプレーヤーで散布する様子を丹念にカメラ収め、チェルノブイリを抱えるウクライナで放送する予定だそうです。

ウクライナ2

このブログでも何度か紹介している大内果樹園さん、たわわに実る梨園でデモンストレーションとインタビューに答えていました。
欧州の果実からすると芸術的な日本の果実、まして和梨はヨーロッパにはありません。つる性の植物ではないのに棚での栽培方法、何より微生物による低減化技術。遠来のジャーナリストには驚くことばかりのようでした。

ウクライナ取材03

葉に実に、そして地表に微生物の希釈液を散布する作業に何度も撮影のリクエストとインタビューを要請してきました。

悲惨な日本の現状を伝えようとしたが前向きな農家の話を聞いた、と放送局も喜んでいました。
仙台から南相馬と大変な状況を目の当たりにしてきた彼等には「とても明るい題材」に映ったようです。




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リンゴも不検出
今日も気温が上がりました。福島も30℃を越しましたがやはり真夏の暑さとは違います。さわやかな風も吹いてきました。
気がつけばりんごもたわわに実り、「ふじ」もほのかに色づいてきました。

DSC_リンゴ1

リンゴの早生種「つがる」と間もなく出荷が本格化するブドウの「巨峰」の放射能検査の結果が来ました。
おかげさまで何れもND、検出限界値以下です。またこれで、リンゴも巨峰も自信を持ってお勧め出来ます。
もちろんリンゴはこれから出荷する品種はまた検査をします。先日はブドウの「高尾」が不検出でしたが、セシウムは種の周りに集まるとされ、種ありの「巨峰」の方がリスクが高いかと思っていたら杞憂に終わりました。

DSC_リンゴ2
秋の深まりとともに、このリンゴも赤みを増してきます。真っ赤なリンゴになる頃はここ福島はどんな風がが吹いているのでしょうか。

強烈な逆風は続くでしょうが、少しでも心地よい風も吹いていて欲しい。そう願わずにはいられません。

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追われる立場になりました
内閣も代わり、原発事故早期の復興にも期待が掛ります。
代わり映えしないという声もありますが、客観的な評論をしてるような余裕は被災地にはありません。

取り組んできた、有機生産流通システムも原子力災害対応も含めて再構築に向けて動き出しています。
その様子を、独立系の映像メディアがドキュメンタリーとして追いかけてくれることになりました。

fm5


原発事故後のフクシマを5年のスパンで映像化するとのことです。
シカゴから来ているエドさんと梶野純子さん、編集が出来次第ネットでも配信しています。

http://uncannyterrain.com

情報発信の手段がまた増えました。



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東日本復興フェア
<福島g7

9月の3.4日東京有楽町の東京国際フォーラムで「東日本北興フェア」が開催されました。
東北・北関東の被災地企業の商品や技術を紹介したり販売したりする企画です。主催は中小企業基盤整備機構、中小企業庁の外郭団体で国内中小企業の経営支援などを行っている機関です。
経営支援を行っているにしては、少々不慣れな運営が目につきましたが、とりあえず「マクタアメニティ(株)」も商談ブースに出展し、「もも」「なし」「ぶどう」の美味しさと安全性のアピールに努めてきました。

震災後の復興が進む宮城や岩手に比べ、福島の参加が少ないことが気になりました。やはり原子力災害により復興より事態の収束がまだ終わっていないと言うことなのでしょう。

とりあえず、試食の果物は「とにかく美味しい」と絶賛されました。


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「ふくしまから日本へ『農業再生』ビジョンネットワーク
経済産業省の環境調和が他産業プロジェクト形成推進事業
『ふくしまから日本へ『農業再生』ビジョンネットワーク」の第一回委員会が開催されました。

アグリSCMによる有機循環農業と生産流通の効率化を目指すもので、委員長に星野福島大学特任教授
委員長代行に幕田武広が就きました。

外部専門家3

外部専門家の大学教授の先生方と業界団体の代表


行政機関

行政機関・自治体からの出席者


ただでさえ成立が難しい国内の環境産業と農業。
このプロジェクトは、農業=1次産業を東北の強みと捉え、産業の集積を図ってゆくものです。

原子力災害下での取り組みも議題になりました、原発問題についても取り組んでいくことが確認されました。
文字通り危機に瀕した福島の農業、復興の手立てはあるのかこれからが正念場です。

飯田1

イーエム研究所飯田さんも、有機循環システムについて事例の紹介を行いました。
福島発の「農業再生」モデル、早急に作業に着手します。


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