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幕田武広

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福島でよく見る風景
重機2

学校の校庭の表土除去が進んでいます。
公園、グランドにも重機が入ってきました。表面を出来るだけ薄き剥ぎ取る、それを深く埋める。

普段行っている土木産業とは異なる作業なので、仕事をする側も勝手が悪そうです。勢いいろいろな重機が揃ってきます。

小さなもの大きなもの、ローダーやキャタピラーまで用途に合わせて使い分けなかれ場なりません。目に見えないものを除去する。今まではSFの世界だったものが、現実の作業として行われています。
生活の再建に向けていろいろな努力がなされています。


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桃から梨へ
この夏、それはそれは美味しい桃を供給していただいた渡辺さんご一家です。
渡辺さんは、農家には珍しい工業畑出身。パソコンでいろいろ工夫なさっています。


渡辺F1

まだ今月いっぱい桃はあります、「おいしかったから」と言うリピートも頂いていますが、気持ちはもう9月10日過ぎの葡萄に傾きがちです。


梨の「幸水」の出荷も始まりました。
今年は水分が多くそこそこ高温であったため、果肉先行、熟するのが早い傾向にあります。
いずれにしても、糖度が高いことは間違いありません。
ここ、大内さんのなし畑、放射能測定でも「不検出」でした。甘くて安心な梨の季節です。

DSCnなし畑07

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子供の行方
立て看1

校庭の剥離土壌など、汚染物質の仮置き場を嫌うかんばんです。
もちろん最終処分場の立地は決まっておらず、仮置き場係置き場で終わる保証はありません。

地域の子供を考えると、お困りでしょうからとはなかなかいえません。

福島では小・中学校とも、震災の影響で少し長い夏休みです。
今年中学校に入学した、下の子供のクラス会がありました。今年3月の非常事態になか、卒業式もなく手作りのお別れ会で分際して行った子供たちに、記念のアルバムや記念のDVDを渡すために集まりました。
タイムカプセルも作りました、うちの子は4年間被ったスポーツ少年団の野球帽を入れたということです。
「25歳になったとき、みんなで集まって開ける」約束だそうです。この話を聞いてちょっと胸が苦しくなりました、彼らの25歳まであと12~3年でしょうか、それまでかけがえのない自然は、被災者の生活は、地域の経済はどうなっているのでしょうか。
守らなければならない、闘わなければならないことの多さに愕然とします。

しかし、どうしても前に進まなければなりません。子供たちの未来は平等にに保証されていなくてはなりません。

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「桃」も追いこみ
風評被害の嵐のなか、暗中模索で始まった今シーズンの桃でしたが、制限値以下というより、そもそも不検出という状況で出荷を続けることが出来ました。
ご支援の意味をこめて、多数のご注文ありがとうございました。
食味の方はいかがだったでしょうか?
川中島白糖ももう少しあります、「美味しかった」とリピートのご要望も頂き、まだ出荷は続きます。

桃の箱01


緊急事態で急な出荷体制になりました。
また、落ち着いて発送体制などを整えてまいりたいと思います、今後とも宜しくお願いいたします。

伝票仕分け2
生産者のお一人、渡辺果樹園さん。

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大変な中がんばる福島から
蒸し暑さは戻りましたが、相変わらずの雨模様の福島です。

地区の古老のはなし、「今度の地震の後は戦争のあとより大変だった」寒さの残る早春の被災で、しかもライフラインが壊滅した状態は戦後の混乱期にも増して大変だったというのです。
戦後の混乱期を知らないので、比較できませんがそれほど大変な被災でした。
そして福島は、まだまだ混乱が続いています、放射線対策です。

昨日、大内果樹園さんの早生梨「幸水」の放射能検査の結果が出ました。
結果はもちろん「不検出」、検査能力が1Bq/kgです。500Bq/㎏が安全基準ですから少なくとも基準の1/500以下、道路で吸い込む排気ガスのほうがまだリスクが高い状態です。

実験中1

その大内さん宅で、自他無周辺の除染を行いました。雑草や花の終わった紫陽花などを刈り取り、土嚢に入れて
洗濯糊で固めます。積み上げた土嚢をEM活性液を掛けて置きます。
除染チームの方々のボランティアです。いま、一生懸命除染のマニュアルを作成しています。


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がんばる福島です
安芸Q9

猛暑のあとの雨と低温、そしてまた蒸し暑さ。
野菜にとってはそれ以前の暑さで消耗しているので、極端な減収です。
昨年の猛暑一辺倒も大変ですが、今年も管理しにくい年です、そういえば一昨年は冷夏・長雨
天変地異の兆しは異常気象として兆しがあったのかもしれません。

高原の飯舘村ばかりではなく、平場でも少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。

色の付いていない「巨峰」ではありません。「安芸クイーン」という白玉系のぶどうです。

酸味を残した上品な甘さが特徴です。
「栽培している方はあまり上品ではないですが」とは農家談、謙遜です。

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全村避難の村から(2)
飯舘村の役場前に線量計がありました。
役場には留守番しかおらず、当然のことながら閑散としています。
ただ駐車場は、村民ボランティアでしょうか「村内見回り隊」の自動車が頻繁に出入りしていました。

飯舘村線量計5

基幹道路の県道以外は、ほとんど通る車もみかけません。
避難先から荷物とりや家屋チェックに来る人でしょうか、時たま人影が見えます。

道路6

一応ここの道路は国道なのですが、閉鎖されたガソリンスタンドや周囲の農業用倉庫には人影が見えません。
たった2ヶ月で、こうも人の匂いが見えるものかと驚いてしまいます。
3月11日以降、この道路を津波や原発事故から避難する車両でここも渋滞したと聞きます。

1000年に一度の災害とは言え、抑制できないものを使おうとした科学技術信仰は、とんでもない破綻を生んでしまいました。

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全村避難の村から(1)
調査で飯館村に入ります、春から続けている作業ですが四季の移ろいも見て取れます。
相馬郡飯舘村は、福島県浜通りと中通りの間をつなぐ阿武隈山地にあります。高原地帯で平地とはいくぶん気温も違います。

すすき3

まだ蝉しぐれが盛んですが、足元を見るとススキの穂が出ていました。お盆を過ぎると東北では駆け足で季節が変わります。この秋は、手入れをする人のいない田畑を一面に覆うのでしょうか。

コスモス2

早くもコスモスも小さな花をつけ始めました。この種を蒔いたときには、ここを去らなければならないことなど思いもよらなかったでしょう。
この土地の主は、もうイノシシのようです、ウリボウをつれて歩く姿をよく見かけるといいます。
また、人の声が聞こえる山里に返るのはどのくらい先でしょうか。



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福島のひまわり
DS向日葵
福島ではいたるところにひまわりが咲いています。
夏、といえば全国的にひまわりですが、今年の福島は様相が違います。
3月の原子力災害以来、対応策として比較的セシウムの吸収効率の高い「菜の花」「ひまわり」が取りざたされました。
「菜の花」は、秋にまいて春に収穫するので時期的に合わず、一斉にひまわりを蒔くことになりました。
誰に命令されたわけではない自主的な取り組みです。しかし乏しい情報の中で「なにか」をしなければならない行動の現われです。

ひまわり2

しかし、このような行動も振り返ってみれば課題もあります。
花が終わった後の幹や葉の処理です、燃えるゴミとして処理するしかないのでしょうが。そのような一貫した処理体制や取扱上の注意も整備しなければなりません。

思ったより根からの吸収が少なく、植物は汚染されにくいことが分かってきました。
福島県民がひまわりに託した思いは全国にどのような形で届くのでしょうか。

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暑い夏は果物が美味しい
車の温度計が38℃を示していました。いくら何でもと思い、福島駅前ロータリーの気温表示を覘いたら表示か出ていませんでした。Yahoo天気図で確認したら福島市36℃だったとのこと、いずれにしても暑い暑い夏です。

DSC温度計2

日光を浴び、気温が上がれば果物も美味しく仕上がってきます。
福島市の北部,温泉でも名高い飯坂は美味しいぶどうがあります、桃の収穫のあいだを縫ってぶどう「高尾」の管理に余念がありません。「高尾」「巨峰」と大玉の美味しいぶどうこれからが続きます。

こちらの葡萄園、渡辺正芳さんの所も先日検体を送りの放射能検査で、放射能が不検出でした。
9月からの出荷に向けて、房はあと一回り充実してきます。文字で味を表現することは難しいのですが桁外れの甘さ、それに酸味と多少の渋みが味の奥行きを広げます。

DSC_高尾3

献上ぶどうで名高いこの果樹園でも、EMを使って10年以上経ちました。
私どもでご指導をさせていただいている野菜、果物では放射能の検出例が少ないことが、放射能の関係者のメーリングリストでも話題になるようになりました。

放射能の除染について「物理畑」の研究者は、畑表面の剥離除去が有効だと強調します。
それはそれでもっとも確実な方法です、それについて異論を挟む余地はありません。しかし、それは外科手術のようなもので、コストや植物に対するダメージなど副作用も伴います。
さまざまな情況を、総合的に判断しなければならないと肝に銘じています。

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「あかつき」から「川中島白桃」へ
もも2

今日もうだるような暑さです。
桃も前半の「あかつき」から後半の「川中島白桃」に品種が移って行きます。
「川中島白桃」が主力になってくるには、あと1週間くらいでしょうか。「あかつき」でも、平場から山手に産地を移し出荷を続けます。

駅前0

EMオーガ桃が、ことのほかお気に入りと言う、名桜大学比嘉教授もご多忙のなか、先日福島の視察と激励に見えられました。
ここが福島駅の東口、ここもテレビ報道ですっかり有名になってしまいました。

福島近郊の果樹園では、初秋の味覚「梨」もすくすくと育っています。
彫刻家高村光太郎の妻高村千恵子が、東京にはない本当の空と書いた「福島の空」を映して、もう早生の「幸水」は
野球のボールくらいの大きさになっています。

なし8

試練の続く福島の農業にも時間は立ち止まらず流れて行きます。猛暑のなか息つく暇もなく、「農家の挑戦」は続きます。






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夏本番の福島です
あかつき1

福島にも夏の暑さが戻りました。いや、戻り過ぎました、とにかく猛暑です。

地震、津波、原発事故と来て風評被害。もうそろそろ厄も打ち止めかと思いば、今回の大雨・水害がありました。

でも、ここ1週間夏の天候が戻ってきました。
おかげさまで、風評被害を受けて急に立ち上げた「福島の味覚」サイトからも、多くのご注文をいただけるようになりました。
この暑さで、ももなどの果物やトウモロコシなど野菜も、その味覚に一層の磨きがかかりました。

トウモロコシ3

何年もかけて、畑の土に増やした土壌微生物。その有用微生物が活発な活動が出来るような土壌改良、多孔質物質、そしてなにより有効な質の高い有機質。
おかげさまで、今年も美味しい農産物が出来ています。
福島県産農産物に対する風評被害は確かに厳しいですが、検査機関でもこれら私たちの管理する農産物からは放射性物質が検出されてきません。

土作り、微生物と放射線量の関係は未知数ですが、とりあえず「安全である」とのデータが蓄積されています。

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もも「あかつき」の出荷が始まりました
金寿

桃の主力品種「あかつき」の出荷が始まりました。「まどか」と続き、お盆過ぎには「川中島白桃」そして、秋の風情が出てくる月末には梨の「幸水」の季節になります。

今回の土壌肥料学会でも、放射性物質セシウムの特性として土壌とイオン結合によりきわめて土壌と強く結合すると言う主旨の報告があったようですが、結局ウクライナでのデータをなぞっただけで、あまり目新しいものはないように思いました。

ここ渡辺果樹園さん、15年以上も契約農家として「無化学肥料」の土作りをしてきました。
検査機関の分析でも、桃からはヨウ素、セシウムなどの放射性物質は不検出でした。物理的、化学的な放射線の除去は必要ですが、検出されないような栽培もあります。
これからもモニタリングは続けますが、放射線は無いものは無い、といわざるを得ません。

樹木の皮をむいて除染するという指導もありますが、桃の最盛期にそのようなご苦労なことをする果樹農家は先ず見当たりません。

渡辺さんの特徴は放射線不検出だけではありません、なによりその桃の美味しさです。糖度の高さだけではありません、酸味等のバランスに秀でています。

マーク3

渡辺さん含めて、このマークで流通しています。
美味しさとは個人の主観だという人もいます、食品系の研究者にわりと多い見解です。
しかし美味しさを指標として割り出し、POSデータなど売れ行きとの相関を見れば、きっちりと正の相関が見て取れます。
科学とは、試験管を振ることだと勘違いしている研究者がいます。自然科学・社会科学、いろいろな技術や研究を総動員して日本の農業を再生しなければなりません。


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農産物の安心情報
福島へは原発事故の収束に向けて、世界中から支援団体や研究者、またプロジェクトが集まってきています。
それらを迎える地元も、ようやく体制が出来てきました。

分析4

分析機器も遅ればせながら揃ってきました。
今日も福島大学に土壌を持込簡単な予備データを見て、ゲルマニウム半導体計測器での分析結果を待つことにしました。

モニタリングから、今後の対応を構築し実施する研究・開発の方にシフトをしなければなりません。
難波05

忙しい時間を割いてもらい、福島大学難波教授とも打合せができました。
セシウム藁など広がる汚染源を調査しつつ、汚染の供給連鎖を断たなければなりません、サプライ・チェーンの研究がこのようなところで役に立つとは思いませんでした。

世界に向けて、新しい情報を発信できればと思っています。


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桃の主力品種「あかつき」が出番を待っています
あかつき2

梅雨と盛夏がひっくり返ったような今年の夏です。
桃の主力品種「あかつき」が出番を待っています、まだ少し青みに残る果実は夏の暑さを待っています。
どうやら、週末からは暑さが戻る気配のようで、一気に食べ頃になります。

あかつき

もともと空梅雨、高温で作柄の良かった今年の桃、このところの雨で玉の張も良くなりました。
もともと味覚には自信のあるEMオーガアグリシステム、日差しにより糖度が増すと食味は一気に上がります。

放射線もほとんど検出されていません、土壌の有機管理が線量の影響を低減させるというデータはここでも証明されています。
美味しさと安心・安全、永年取り組んできた土作りが生きてきました。


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美味しいきゅうりが出来ています
夏の暑さはどこに行ったのでしょう?

今日も霧雨の一日でした、でも、雨に似合う野菜もあります。

霧雨3

雨のしずくと、切った茎からのしずく。根から元気に吸い上げた水分が切り口から溢れてきます。
野菜の生命力を誇示するような現象です。
きゅうりも実ですので花が咲かないことには実が成りません。黄色い花も咲き誇っています。
ワックスでも塗ったような、光沢の良いきゅうりが抜群の甘味を保証します。
淡いみどりの葉と実が化学肥料を使っていないきゅうりの特徴です、肥料不足ではありません。
エグ味の感じない食感が特徴です、それがきゅうり本来の甘味をまた引き出します。

人間も気象災害にばかり負けるわけには行きません。

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