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小松菜の出荷が解除になりました
小松菜・ほうれん草の出荷規制が解除になりました。
育っていたものを捨てる作業が要らなくなります、これからは本格的に風評被害との戦いです。
一面の小松菜・ほうれん草を出荷せずに捨てる作業は、何より精神的に堪えます。
ましで品質に自信があれば直のこと、高品質と量産の二つの道で評価されている中での災害は、
特に人災といわれている原子力災害は痛恨の極みです。

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きゅうりもハウスから露地への転換期です。
露地きゅうりで行った線量検査も放射能は不検出でした。ここも風評との戦いです。

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一生懸命に育てたきゅうりが、喜んで食べていただける。
当たり前のことが、こんなに嬉しいものだとは思いませんでした。

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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

梅雨の中休み
梅雨の晴れ間が猛暑になりました。
風評被害のただ中にある「さくらんぼ」が暑さに耐えかねたようにに真っ赤に熟しています、
相変らず観光果樹園に人影は見えません。
風評被害についての損害賠償は、前年対比の減収額が参考資料になるようですが、農家の場合12月末で会計決算をします、納税のためです。すると賠償交渉は来年以降になってしまいます。
収入はない、資材費等の生産経費は待ったなし、生活費も要る、賠償はまだまだ先。どうにもならない現実が待ち受けています。緊急融資の300万程度では焼け石に水です。
国会の2次補正は政争の具になってしまいました。

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小学校も大変です、放射線量の影響で窓が開けられません。
エアコンはまだ揃わないし、消費電力の問題もあります。扇風機の風程度では汗が吹き出してきます。
ここ伊達市の小学校では「よしず」で直射日光をさえぎり、気温の上昇を防いでいます。
よしずで涼しげには見えますが、サッシ窓は開けていません、なかはやはり蒸し風呂状態です。

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教育委員会も夏休みを長くするなどの対応を取りますが、その分冬休みは短くなります。この辺の小中学生の冬休みは年末年始のみ、まるでサラリーマンの正月休みのような感覚です。

この子供たちにも、健康被害などなく、平等な未来があることを願わずにはいられません。


テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

夏草の飯舘村
放射線量により、全村避難になった飯舘村。梅雨時になり夏草も繁茂し始めました。
今日の福島は30℃越え、適度な水分とあいまって年間で一番雑草が伸びる時期です。
県道沿いから見える小学校も学校名のリレーフも草に隠れそうです。

DSC_臼井氏2

ただでさえ厳しい日本の農業、さらに厳しい中山間地。そこに原発事故が追い討ちをかけ耕作禁止、先祖代々大切にしてきた水田も雑草に覆われています。来年は田植えを出来る保証はもちろんありません。


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国などがおこなっている「ひまわりプロジェクト」の看板はちゃんと立っていました。
ひまわりもずいぶんと伸びてきました、このひまわりが花になる頃には「イメージ戦略」が実体経済や線量低下を踏まえた対応策になっているのでしょうか。

DSC_ひまわり03

昨今の国会を見ていると、対応が実態と遠い方向に向かう一方です。
どうして地方がこんな重い課題を背負わなければならないのか、延命だけに懸命な人の気持が分かりません。
空の上で市川房江が泣いています。

テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

福島は今日も雨です
空梅雨から一転、今日も雨です。
昨日は反原発の住民集会やパレードが行われました。
昨日も雨模様で、ちょっと勢いをそがれた感もあります。

近郊のリンゴ畑も樹勢を増して来ました、夏を過ぎ山々が色づく頃赤い果実が食べ頃になります。
福島のリンゴ「ふじ」は身に蜜が入ります、しかし青森ほど鮮やかな紅色にはなりません。
見た目は青森だが味覚は福島と地元の果樹農家は胸を張ります。

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今年は私たちの契約している果樹農家は、方瀬線量対策もあって「光合成菌」をふんだんに撒いています。
これによって果実の糖度も向上すると思われます。リンゴまで待たなくとも「もも」そして「梨」はもう少しです。
夏と初冬をつなぐ果物に葡萄、洋梨もあります。「ふじ」ばかりではなく、中生のリンゴ「ジョナゴールド」や「やたか」もあります。
風評に負けない体制作りで出荷に備えます。


テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報

おいしい野菜が出来ています
福島も梅雨に入り台風の影響もあり、猛暑の後に雨が続きます。
野菜にとっては良い環境です、順調に育っています。

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スナックエンドウも最盛期、色つやとも申し分ありません。抜群のおいしさに仕上がっています。
一個一個選り分け、箱に入れる作業もどこか誇らしげです。

70kも先の何の関係もない事故に翻弄されてもう3ヶ半月です。
農家の経営も困窮を極めています、「申し訳ございません」「ただいま検討しております」「現時点では何も申し上げられません」「準備が出来次ご対応させて頂きます」まるでマニュアル通りにしか話さない東京電力の被害者相談電話も何度かけても事態は進展しません、電話をしたした農家の方は話を聞く気力も失せるような対応だといいます。
ため息と不安の先には何も見えてきません。

とにかく野菜はおいしいのです。



テーマ:食の安心 - ジャンル:地域情報

福島産もがんばっていました
昨日と今日は東京へ行ってきました。
大田市場でも、もう福島産の野菜が随所に見られるようになっていました。

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東京に行っているあいだに、ほうれんそう・小松菜などの葉物野菜の出荷が解除になっていました。
野菜のの廃棄をし続けた田中さんもこれで出荷が出来ます。何よりの朗報です。

でも、東京の販売店を廻った感想はグレードの高いお店ほど、福島産がNGです。

「お客様に・・・」と言われると、もうどうしようもありません。「また機会がありましらよろしくお願いします」
と引き取るしかありません。

コンクリートの照り返しが本当に厳しい東京でした。
帰りの新幹線で見た車内報に「陰極まれば陽になる」という言葉が載っていました。まだ、陽が見えません陰が極まっていないのでしょうか。

テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

飯舘村
昨日・今日、テレビでは飯舘村の話題が多く報道されていました。
21日村役場を閉鎖し、22日福島市に臨時役場を開設しました。一連の模様はNHKをはじめ、各放送局が詳細伝えています。

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前にも書いたように、福島から南相馬に抜ける県道は、物資の輸送と警備の警察車両、災害援助の自衛隊車両などがひっきりなしに通りますが、それ以外の道路は人かげが見えません。伊達市から飯舘村佐須地区にある山須見神社に向かう道路にもひっそり静まり返っていました。道路の拡張工事も中断されたまま、もう雑草が生い茂っています。

先月、TBSの情報番組「朝ズバッ!」で、MCのみのもんたと丁々発止のやり取りをしていた佐々木さんの「農家レストラン」も、ひっそりと静まり返っています。

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どぶろく特区を取り、きのこを作り、山の幸を揃え、安心な野菜を作り懸命に生きてきたのみも関らず、精神的な苦痛について避難者は一律月額10万円と、まさに十束一絡げの扱いです。

菅野村長は、2年で村に戻りたいといっています。それには速やかな除染が必要です。


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ホットスポットの存在
不謹慎な言い方をすると、今年の流行語大賞の候補にも挙がりそうな「ホットスポット」突然特異的に放射線量が高い場所を言います。
水素爆発で原発事故現場から飛散した放射線が、気流に乗り拡散したわけですが、もちろん均質に飛散するわけではなく気流や地形でその濃淡が出るのはむしろ当然です。

同心円の管理地図しか表示しなかった、政府・東京電力の対応が異常過ぎたので、今後このようなことを踏まえた危機管理は当然行われるべきです。

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伊達市石田地区「特定避難奨励地点」地元の人間でも分からない、名称がつけられました。事を複雑にすれば事態が好転するとでも思っているのでしょうか。
福島から相馬に向かう交通の要衝に、突然降って沸いたような災難です。

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なんとも切ないのが子どもたち、普段ならば夏休みを待ちわびる時期に突然別れの季節がやって来ました。
子どもの健康を気遣う親の苦悩、仕事も家も捨てる過酷な現実があります。ただでさえ厳しい中山間地の暮しに原発事故が追い討ちをかけます。

遊ぶ子どもの姿が見えない小学校が、事の深刻さを象徴しています。

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農家の挑戦 5
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露地のきゅうりも出荷時期が近づいてきました。
本宮市の菅野さん、いつもにも増して丁寧に管理しています。雑草が生えないように、土が乾き過ぎないように、
きゅうり畑にわらを敷き詰めています。
おかげさまで順調です、先行して行ったきゅうりの放射能測定でも「不検出」でした。この後のきゅうりも今月中に植え付けをします。9月中旬まで収穫をします。

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須賀川の石井さんは、有機農業をやるために埼玉から福島にやって来ました。
線量計で放射線のチェックに余念がありません。すでにきゅうりの根張りがよくなるよう土のなかにはもみ殻が埋め込んであります。菅野さん同様これからわらを敷いてゆきます。
九州、四国は大雨と伝えられていますが、東北地方は空梅雨です。一雨降って、土に十分水分が染み込んでから稲わらを敷く手はずです。

それぞれの思いが消費者の皆さんに届くよう、毎日心をこめて作業をしています。福島は30度を越える真夏日でした。節電がどうの、エアコンがどうの東京の事情と関係なく、丹精をこめた野菜はすくすくと育っています。

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農家に見る「希望と苦悩」
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以前からお伝えしている話題ですが、耕土の天地返しをして放射線量を下げで土作りをしている農家があります。
土壌分析の結果を受けて、まず十分寝かせた牛ふん堆肥と土壌の菌体を増やす米ぬかボカシを入れました。そして肥料成分がある適度見込めるEM発酵鶏ふんを入れます。
今後植える野菜の生育や種類を考えながら、ボカシ肥料で成分量を調整します。限られた条件の中農家は歯を食いしばってがんばります。
しかし、どんなにコストや人手をかけようが、それが販売価格に反映される保証はありません。

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もっと悲しい光景もあります。立派に育った野菜を、また畑にうない込まなければなりません。
この農家は出荷自粛が解けません、この農家の野菜が汚染されているわけではありません。ここの自治体のどこかで生産している野菜に基準値を超えたものが有ったに過ぎません。有機質を入れ葉肉の厚い野菜を年間を通して、高い評価を得ている野菜も、また土に戻します。
相場か低迷して、販売をあきらめる野菜とは物が違います。売場と値決めで契約できる野菜です。

県などは「収穫する野菜は土に戻さず一定場所に保管して次の対応を待つように」と指導はしますが、膨大な数の生野菜を一定場所に保管することなど出来るはずもありません。
自粛が解けてから種を蒔いたのでは、収穫・出荷までのあいだ収入のあてがありません。

風聞によると、東京電力も社長の謝罪とは裏腹に損害賠償は相当渋っているようです。泣きねいりする生産者も多いとのこと、何の過失もない生産者などが受ける受難は「事業者の自己責任」と言う論理は全くあてはまりません。

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自然農法交配トマトも応援!がんばれ福島!
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東北を代表する温泉旅館、磐梯熱海温泉「ホテル華の湯」福島県郡山市にあります。
地産地消の理念のもと地元食材にこだわり「温泉料理はお膳にマグロ」の常識を破り、「野菜ビュッフェダイニング」など新企画を打ち出していました。
ここの社長は福島県の旅館・ホテルの業界団体のリーダー、旅館を運営する副社長は「このように野菜をメインに出来るのも、需要にあわせておいしく安全な農産品を供給するサプライ・チェーンのおかげです」と私たちとのコラボをいつも評価し、公表していただいています。

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震災以降は「自粛」風評」で観光客は激減しましたが、工事関係者、被災者の受け入れで営業をしていました。
しかし、旅館本来の経営に戻らなくてはなりません。
今までそれどころではなかった「野菜ビュッフェダイニング」も、夏メニューから再開します。
可能なものはこちらから農産品を供給します。

目玉は「丸かじりトマト」、まさに夏の味覚。
このトマトは一般的な品種ではなくで、自然農法交配「紅旬」。一昨年の試験栽培から導入してきました。サプライ・チェーンを利用した顧客調査でも大手種苗メーカーの品種より高い満足度を得ています。

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生産地も郡山近隣の田村市、本宮市。熟したものを運べます。
今年は例年にもまして「光合成菌」を多く散布しています、有機肥料、品種、微生物。
本当のトマトの味がお楽しみいただけます。

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厨房の陣頭指揮を執る斎藤総料理長、遠方からのお客様もご満足いただける「味覚」をご用意できると自信のほどを示しています。





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情報の質
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 校庭、中庭、花壇の土まで剥ぎ取っていました〈福島市立の中学校〉

校庭のの表土剥離も進んでいます。
福島も知恵を出しながら安心な放射線管理に少しずつ進んでいます。
普段山積みにされている週刊誌が売り切れていました、「福島市の放射能汚染」を書いた特集です。
スクープとありました、読んでみると別に目新しい事実は特にありません。メディアの商売上手もなかなかです。

ホットスポットと言う特異的に放射線量が高い場所があるとのことですが、福島市より放射線量が高いホットスポットがある場所もあります。ただ、そこには大手飲料メーカーの主力工場があります。週刊誌などがそこを取り上げないのは広告収入などの関係でしょうか?

6月26日には福島市で「グッバイ原発!さよなら放射能!!」を掲げた1万人ハンカチパレードが行われます。
自主的のイベントや放射線についての勉強会も多く開催されるようになりました。

気持ちはわかるのですが事実と異なる情報も出てきます。
「健康対策のためにEMの活性液を飲んでいます」と言う講師がいました。
EM1号やEM-Wの活性液でしたら飲めません、もちろんそれらは人体等への無害は証明され、有機農業資材や飼料には登録されていますが、基本的には土壌改良剤です。無害だからと言って飲料ではありません。
お飲みになるとしたら個人の判断です。飲料専門のEM-Xゴールドと言うものもあります、但しこれでは活性液は作れません。
最近EMなどの微生物が放射線を低減すると言う情報もあります、それらは学会でも報告されていますが、今回の原発事故において証明されたものではありません。現在、鋭意調査中ですが微生物が放射線の低減や除染を保証するものではありません。可能性として研究や実証を進めている段階です。



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果物王国ふくしま
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福島市の渡辺果樹園さん、極早生ももがもう色づきました。
「これは放射線の計測用」と冗談を言いながら、7月末から出荷が始まる主力品種「あかつき」「白鳳」「川中島白桃」の管理に余念がありません。

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こちらの主力品種は、まだまだ青いままですが、生育そのものは順調そうです。
農家は放射線の状況に振り回され、作業も遅れ気味ですが、例年通り一生懸命管理作業をしています。
ただ、去年までと違うのは線量計。線量を気にしながら草の除去とか、安心に気を配りながらの作業です。

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果物王国ふくしまの、暑い暑い夏が始まります。



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被災地のがんばり

福島を脱出して九州、沖縄に行く人が増えていると新聞は伝えています。
その数2,000人とも報道されていますが、福島県民は200万人。
県の面積は北海道、岩手に次いで全国3位、農家戸数は茨城、北海道についてこれも3位。
大半の県民は地に腰を落ち着けがっばっています。

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政府のあてにならない発表も、東電のでたらめな対応ももう聞き飽きました。
でも、出来ることは限られています、今年も黙々と作業を続けるだけです。

放射線の調査で土壌採取に行った時に、ラ・フランスの袋かけをしているおばさんがはいろいろ聞
いてきました、「思ったより放射線量は低そうですよ」と言うと、本当にうれしそうでした。
もともとこの果樹園とは何の関係のない、放射線と言うものが突然空からて来ました、それが風評
被害だという理論が全く分かりません。
実害を与えておきながら、風評と責任転換をするのが今のこの国の姿です。




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支援と自助努力
福島では、原子力災害についてのフォーラムや市民活動が活発化しています。
メディアは、興味本位に針小棒大の情報を流すところもありますが、原子力災害から「生活」「子ども」「食の安全」を守る活動は地域の存亡にもつながる極めて重要な課題です。

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チェルノブイリで支援活動をしている名古屋の環境NPOを招いての討論会も開かれました。
主催者の挨拶をする大内さんは、スピードスプレイヤーで微生物強化活性液をグランドや梨園に散布している大内果樹園の奥さんです。

大内さんご夫婦の活躍を耳にした、農水省の若手職員の皆さんが、大内果樹園に視察に訪れました。
霞ヶ関まで届かない情報も現場にはたくさんあります。

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ともすると必要な所に資金が届かず、必要性のないところに行ってしまう従来型の補助金。
このままでは、昭和40年代まで遡ってしまうような福島県の農業。農水賞の若手の皆さんもがんばってください。
農産流通のサプライ・チェーン化の専門家もいました、県内の有機農業の存亡も取りざたされる事態に、先の見通せない闘いは続きます。


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横浜でがんばろう福島


横浜でも「がんばろう福島」ののぼりがはためきました。
小田原の老舗お弁当屋さん「東華軒」の販売ブースです、エコピュア編集部の福田さんのお骨折りで実現した「鯵と福島野菜のコラボ弁当」担当の上原さんの力作です。
テレビ神奈川の「秋でもないのに収穫祭」駆けつけた福田さんによるとなかなかの売れ行きだったそうです、TVでもアピールして頂きました。


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         東華軒の担当者 上原さんの力作です

突然のメニュー構成で、全部の野菜を「EMオーガ」では賄えませんでしたが、もともと東京・横浜のデパ地下、高級スーパーで定番として取り扱っていただいたブランドです。味と品質管理は自信があります。
きっと、お弁当の材料としてもお役に立てると思っています。

「東華軒」さんのある小田原市は、箱根駅伝の山登り5区のの出発点、いつも正月になるとテレビで見ていました。
どういう訳かここの区間で活躍する「山の神」順天堂今井君も、「新山の神」東洋大の柏原君も福島県出身。
今井君は南相馬市小高区出身、実家は避難区域にあります。

小田原にまた新しいご縁が出来ました。このようなご縁が全国に広がりますように。





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産地の再生
後継候補や体制がが取りざたされるなか、相変らず「続投」の意向を示す総理大臣。
これを「ペテン師」と言った前総理大臣も、たしか政界引退を表明していたはず。よく分からない魑魅魍魎の世界はおいとくとして、農業生産現場では再生の努力が続きます。

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以前もお伝えした野菜農家の熊谷さん、畑の天地返しを行い表土を取り替えました。
放射線のない土が上に来ましたが、今度はこの土で野菜の生産をしなければなりません。栽培に適した土に作り変える作業を急ピッチで行います。

至急土壌分析を行い、今後の方向性をきめます。幸いこの畑は、以前は水田でその上に土を盛っていました。
以前の水田の土と永年入れていた堆肥の成分が浸透しており、十分よい土であることが分かりました。
自然農法国際研究センター農業試験場の先生方にも来て頂き、土壌、投入する堆肥の質などをチェックしました。
PHも適正で直ぐにでも良質の野菜が生産できます。

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飯舘村の静寂と喧騒
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山あいにひっそりと立つ牛舎、飯舘村の風景です。
まだ何頭か牛が残っていました。今度の競りですべての売却が終わるとの事です。
[飯舘牛]が一旦途切れます、このブランドを復活させるにはまた長い歳月が必要になります。
静寂が「癒し」ではなく「悲しみ」を表しています。


一方で喧騒も同時に起きています、自衛隊と警察の姿はまるで戦闘地帯のようです。
隊列を作って走り去る車両には平時ではない緊張感があります。

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生活のため、仕事の道具をとりに来る避難者の方もいます。それにマスコミが張り付きます、避難者は足早に立ち去り、マスコミはコメントを求めます。
言いたいことは山のようにあるに違いありません、せも、言葉を飲み込み作業を急ぎます。雄弁な言葉より、緊迫した状況に置かれている立場を物語っています。

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がんばれ飯舘、がんばれ福島。

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初夏の陽気です
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迅速な復興支援には「大連立」が必要です。と言うのは、取り合えずやれるととは全部やって、この後は別の手立てないとコトが進まないと言うことであれば分かるのですが、やれることを先送りにして、または優先順位を取り違えて、対応がすすまない原因をねじれ国会のせいにしているとしか思えません。
55年体制のようなイデオロギーの対立ならともかく、揚げ足取りに明け暮れるような国会運営の裏で、緊急を要する対応がいくつも店ざらしにされています。

文字通り補正をしないと支障が出るので補正予算を組むのでしょうが、成立を先送りするばかりでは補正の意味がありません、復興に向けての2次補正が見えてきません。

今日も計画避難の飯舘村に入りました、通る車も見かけないような状態かと思いきや、自衛隊の車両が列を成して通り過ぎます。通常の運搬車両だけでなく、迷彩模様の装甲車のような車両まで通っていました。そのシーンだけ見れば戦争をしている国にしか見えません。ある意味福島は戦争状態です。


今日も福島は晴れ渡りました、東北は入梅前でさわやかです。
災害の後遺症さえなかれば本当にいい所です、以前の生活や仕事ににいつ戻れるのでしょうか。
いつもお世話になっているハンバーグレストランから、水質浄化用のEMの注文が来ました。そういえばかつてはこんな仕事をしていた、通常業務が遠い昔のようです。

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福島の風景
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夏日だった福島です。
国道13号線は、福島で4号線から分岐し米沢を経て上山、山形そして秋田県を経て青森に至ります。
福島は内陸性の盆地で福島盆地の中央に信夫山という小高い山があり、市のシンボルになっています、福島の市街地で分岐した13号線は信夫山トンネルをくぐり出羽方面に向かうのですが、その郊外で昨今の福島をよく表す風景に出会いました。
JA福島ビルの北側に3つ風景が隣接していました。
福島北警察署飯坂温泉などを管轄するこの警察署には、震災の犠牲者を悼むように半旗が掲げられ、今日の南風によくはためいていました。

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警察署の裏手には仮設住宅が並んでいます、まだ入居には至っていません。
警察署の隣りは治安は申し分ないですが、福島の夏の暑さは有名です。暑さ対策は十分でしょうか。
ここの空き地は、福島競馬場の仮設駐車場になっていました、競馬開催中はここからシャトルバスで4号線沿いの競馬場まで人を運んでいます。今年は福島での競馬開催はすべて中止になりました。

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その道路を挟んだ反対方向に、「観光さくらんぼ園」があります。例年だと平日でもバスが止まり、観光客がもぎ取りや持ち帰りパック、宅急便の発送依頼など、大勢の人が忙しく動き回る畑に人影が見えません。
反射シートが引かれたままの園内は、赤く色づいたさくらんぼだけが目立つ異様な静けさです。

外電は「わが国でこのような事態に陥った地域では、暴動が発生するだろう」と伝えています。
暴動はともかく、国政の混乱はただごとではありません。このような政治、社会の環境の下、じっと耐えている福島県民は末永く国際社会から賞賛されるでしょう。ただ、賞賛の代償はとんでもなく重いものになっています。





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農家の挑戦 4
福島県北部、伊達市伊達町。
小松菜、ほうれん草の専業農家、田中農園さん。ここはまだ葉物野菜の出荷自粛が解けません。
線量はそう高くないで、モノ的には安心なのですが、刈っては捨てる毎日で精神的に滅入って来ます。



小松菜はもともと江戸野菜、関東地方にも産地は多くあります。しかし、こちらの産地ならではの取り組みをていいます。野菜のおいしさを把握すること、もちろん機械にかけたりそのたび味見をするわけではありません。

野菜の画像をデジタル解析をして、色素分布により成分構成を予測しさらに「美味しさ」を推測します,東北のある大学と共同開発しています。
過去のデータでは関東産の小松菜より甘みで約2倍の開きがありました,。


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それら、品質の根源になっているのがこの堆肥。
原料は鶏ふんです、しかもゲージ飼いの採卵鶏、条件的には最悪の原料ですが微生物技術でここまで仕上げてきます。

毎日収穫するので、種まきもほぼ毎日。堆肥の質・量と、野菜の質・量の相関は毎日確認できます。
私がEMを使うよう勧めてもう15年以上、毎日試験と確認をしているよう、データの蓄積量は研究機関の比ではありません。その品質と毎朝届く鮮度管理で、高島屋さんはじめ首都圏でも多くの売場でご支持いただいていました。
より一層、多くのお客様にお届けできるようこの間も、品質・物流管理とも研究を進めています。



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農家の挑戦 3
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久しぶりに大空が広がりました。
福島市の郊外笹木野地区の梨畑、特産「萱場梨」の産地です。
ここ大内果樹園さんは、EMオーガアグリシステムの契約農家として、ボカシ肥料などを活用して有機技術による土作りで、安心でおいしい「梨」の生産に取り組んでいます。

今回の原子力災害では行政機関より早く、篠原農水副大臣が視察に訪れたウクライナの菜の花プロジェクトを指導する環境NPOと話をつけ、早くも4月には福島で講演会を開きました。
原発・放射線問題ではパイオニアの一人です。

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スピードスプレイヤーを改造して、畑やグランドに強化EM活性液を撒く作業をしています。
大内さんはスポーツ少年団の事務局もされていて、子どもたちの練習グランドにも撒いています。
線量計で見ると数値は下がっているとのこと、管理している体育協会もとても期待をしています。小学校も校庭に仮設校舎が建つためこのグランドを使います。

大内さんのご子息は元聖光学院野球部、昨年は甲子園で広陵、履正社を破りベスト8、一昨年は1回戦でPL学園に惜敗しましたがその時の横山投手は、斎藤、大石等の後受けて早稲田の今は主戦です。

野球部の練習するグランドの線量も気にしながら、日本一おいしい梨づくりに励んでいます。
福島の果実は、間もなく「さくらんぼ」そして「もも」「梨」「ぶどう」「リンゴ」そして「干し柿」と続きます。農家の丹精が報われますように。

どうか福島の「野菜」「くだもの」ご支援下さい。福島の子どもたちも、災害に負けず元気に育ちますように、
いま地域をあげて取り組んでいます。


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農家の挑戦 2
文字通り「降って湧いたような」原子力災害。
ただでさえ大変な日本の農業に、さらに追い打ちを掛けるハンデが重なる福島の農業。

農家も必死です。田村市船引町で専業農家を営む伊藤博之さん、土壌のデータ確認に余念がありません。
ここの地域は放射線量がそう高くはありません、しかし広域合併のおかげで行政区分的には原発立地の双葉郡などと隣接し、市内の一部が避難準備区域になりました。
産地イメージが悪く風評被害が心配です。土壌のデータを収集して、安心であることを消費者に伝えなければなりません。

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放射性物質は、県や市町村区分に沿って広がるわけではありません。突然神奈川の南足柄のお茶にセシウムが出たりします。まさに予想の出来ないリスクを日本は抱えてしまいました。
身を切るようなコスト競争のなか、新しいコストにも耐えなければなりません、従来の経営スキームではこの難局を乗り越えらません。


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福島市の渡辺金寿さん、作業場も地震の被害が残ります。果樹の専業農家ですが、災害もこのところの低温も気ににかかります。
この難局を乗り切るのには「お客様満足度を上げる」農産物の供給です。「日照が少ないから、冷夏だったから味が落ちた」では、これからの農業は生きていけません。放射線対策同様、おいしい果実を作る努力が必要不可欠です。
おいしさ、安全性、生産コスト。すべての点を満たす努力が何よりも必要とされています。
ITや微生物応用、生産から流通までの先端技術。この福島が日本の「農業イノベーション」の先駆けにならなくてはいけません。




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産地の挑戦
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     例年デパ地下、高級スーパーの売場を彩ってきました
        更地からの再出発です

ただの更地になってしまいました、昨年まで「きゅうり」で首都圏の高級マーケットを席巻してきた熊谷さんの畑です。
放射線対策も様々取りざたされてきました、私たちもいろいろな試験に取り組んでいます、ご提案も頂いています。熊谷さんにもいくつかの方法を試していただいています。
熊谷さんのきゅうりが汚染されているわけではありません、調査機関に送ったきゅうりも放射性物質は「不検出」でした。

先日のブログでも紹介したとおり、この畑は天地返しをしました。
表土を1m以上深く埋め、今まで下にあった土を表面に出します。これで放射能の影響は少なくなります。
欠点は栄養成分の豊富な土が下に行き、肥料や土壌微生物が少ない土が表面に来ることです。
それを急ピッチで、栽培に適した土に作り変えなければなりません。


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      逆境にも余裕の笑み 熊谷さん

今月半ばには、きゅうりの苗を定植します。
有機質と微生物で土つくりを仕上げてゆきます、このような危機だからこそ、いままで培った技術が生きます。
プロの農家なので収穫量はもちろん大事です、昨年来山形大学と開発している「画像分析による味覚の測定」も使って、おいしさも求めてゆきます。
当時琉球大学の比嘉教授が、熊谷さんの作るミニトマトのたわわに実った実に驚いたことがありました。県から来る営農指導員が「ほんとに化学肥料をつかわなくてもこんなに野菜が出来るんですね」と勉強に通ってきました。
もう一度皆さんに驚いて頂きましょう、必ず驚くほどおいしいきゅうりが山ほど採れます。

そのような技術指導は、もう私もお手のものです。

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