 校庭、中庭、花壇の土まで剥ぎ取っていました〈福島市立の中学校〉
校庭のの表土剥離も進んでいます。 福島も知恵を出しながら安心な放射線管理に少しずつ進んでいます。 普段山積みにされている週刊誌が売り切れていました、「福島市の放射能汚染」を書いた特集です。 スクープとありました、読んでみると別に目新しい事実は特にありません。メディアの商売上手もなかなかです。
ホットスポットと言う特異的に放射線量が高い場所があるとのことですが、福島市より放射線量が高いホットスポットがある場所もあります。ただ、そこには大手飲料メーカーの主力工場があります。週刊誌などがそこを取り上げないのは広告収入などの関係でしょうか?
6月26日には福島市で「グッバイ原発!さよなら放射能!!」を掲げた1万人ハンカチパレードが行われます。 自主的のイベントや放射線についての勉強会も多く開催されるようになりました。
気持ちはわかるのですが事実と異なる情報も出てきます。 「健康対策のためにEMの活性液を飲んでいます」と言う講師がいました。 EM1号やEM-Wの活性液でしたら飲めません、もちろんそれらは人体等への無害は証明され、有機農業資材や飼料には登録されていますが、基本的には土壌改良剤です。無害だからと言って飲料ではありません。 お飲みになるとしたら個人の判断です。飲料専門のEM-Xゴールドと言うものもあります、但しこれでは活性液は作れません。 最近EMなどの微生物が放射線を低減すると言う情報もあります、それらは学会でも報告されていますが、今回の原発事故において証明されたものではありません。現在、鋭意調査中ですが微生物が放射線の低減や除染を保証するものではありません。可能性として研究や実証を進めている段階です。
テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済
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