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飯舘村の動き
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福島市内でも仮設住宅の建設現場を目にするようになりました。景気の低迷で塩漬けになっていたビル建設の予定地や空き地の建ってきています。
飯舘村や川俣町山木屋地区など、計画的避難地域の「地区外退去」は5月31日までになっています。しかし、新聞報道によるとまだ3割程度が地域内に残っているようです。
妊婦や乳幼児がいれば別ですが、生活の場を離れたくない住民の心情はよく分かります。地域コミュニティもない
仕事もない、幾何学的に作られた空間に「当面あなたのお家です」といわれても困ってしまいます。



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飯舘村内も騒然としていました、自衛隊の災害支援車両や警備のパトカーが行きかいます。写真で確認できますでしょうか、このパトカーは三重ナンバーです。
メディアでは、この夏の節電や暑さ対策の話題でもちきりですが、いままで潤沢な電力を供給してきた裏には大きなリスクがあり、その被害もまともに受けた地域があることを認識して頂きたいと思います。

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先日、飯舘村で農林水産大臣などが放射線対策としてヒマワリの種をまくセレモニーをした畑です。
その看板を立てているところでした。看板を立て見たところで何の対策にもなりません。考えてみると人のいなくなる避難地域に、看板を立てる行為もなんとなく不自然に思えます。
ひまわりやアブラナにセシウムを吸収させると、植物が汚染物になります。その処理体系が未解決のままセレモニーを先行させても解決にはなりません。

放射能の対処方法については何通りかあります、試験中の技術もあります。
あすからは、それらの取り組みを紹介したいと思います。

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テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

福島の怒り
今日も福島市で原子力災害関連の講演会があるとのことで行ってきました。会場も満席で補助いすが出るほどの盛況でした。
ところが講師のの講演内容のお粗末さは話しになりません。長々と自分の研究の話、意に沿わない研究者の悪口、はてはマザーテレサとのエピソードに関る自慢話。マザーも草葉の陰で泣いているでしょう。
舞台裏での主催者のヤキモキも見て取れる有様、このような方は福島の現状をどう思っているのでしょうか?
元副学長か農学部長か知りませんが、ちょっと酷過ぎます。

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福島には田植えのできない水田があります、もう6月というのに雑草が生い茂っています。来年は作付けできる保証もありません。
子どもの健康も心配です。国の施策も後追いで、安全基準があっという間に1/20になりました。
情報を少しでも集めたい、切実な思いで講演会にも足を運びます。まるで新聞の報道程度を、ネタが新聞であることをかくそうともせずに話す「研究者」とは何なのでしょうか。
日本の「エスタブリッシュメント」の劣化が本当に気になります。


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原発に翻弄される村の風景
今月いっぱいで家を離れなければならない飯舘村、行ってみても目に付くのは自衛隊の災害救助車両です。
本来ならば新緑が一番きれいなシーズンです。

先日ばったりこの村に養鶏場を持つ友人に会いました。もう養鶏場は閉鎖したとのこと、鶏は別の農場に引き取ってまらい、「従業員はすべて解雇しました」とあっさり言っていました。
震災直後も経験したのですが、人間極度に追い込まれると、悲惨な状態や非常時をあっさりと言ってしまうものなのです。「ええ、あのお宅は津波に呑まれました」聞き返したくなるほどあっさりと言い切ります。このようなことを思いを込めて言ってしまうと、たぶん神経が持たないのだと思います。

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    県道川俣原町線 本来ならば主要道路です

飯舘のレストランや飲食店は、大方店じまいをしていました。無人の店には災害復旧に奔走する「自衛隊」「警察」「消防士」への、感謝の言葉が貼り出されていました。

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     道沿いの飲食店などは閉鎖されています 
    村の産業の一つ石材加工「石製のポケモン」が再開を待っていました

ここ飯館は震災の影響はあまりありません、福島市方面から太平洋岸に向かう緊急車両の交通の要衝だったのでしょう。天災は免れたと思えたこの村は、放射能という見えない災害に教われました。
海水を止めたとか止めないとか、連絡があったとか命令を無視したとか、「私はなんだったのか」とか意味のない言葉をつぶやく東大教授とか、下界の喧騒をよそにこの高原は6月からは静寂につつまれます。


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いろいろな努力を尽くしています
東電発表に官房長官が「不快感」と報道されています。
福島は不快感どころの騒ぎではありません、とにかく生きることに必死です。
できることは何でもしなければなりません。

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グランドを走る果樹園用のスピードスプレーヤー、ちょっと異様な光景ですが子どもたちの使うグランドの浄化のために一生懸命作業をしています。梨農家大内さんはスポーツ少年団の事務局をしています。

いろいろな方々から応援も頂いています。
野菜農家田中さんのところには宮城から活性液製造装置が届きました、これで思う存分活性液が撒けます。
いろいろな方のご好意と地元のがんばりで厳しい局面を打破しようとする動きが広がっています。

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       田中さんと宮城から駆けつけたフォレストの皆さん

首都圏をはじめ、全国から福島支援の声が聞かれるようになりました。もちろんかなりトンチンカンなものも含まれますが。
逆に有機農業経営に革新的な技術を送り込んだ田中さんの堆肥、これを全国に広げるいい機会かもしれません。





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いくつもの敵と戦います
野菜専業農家、本宮市の熊谷幹雄さんとところでも畑の表土除去が始まりました。
ここでは、天地返し「畑の土の上下を反転します」線量計でざっと見ただけでも、放射線量が1/4程度に落ちます。

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本来だと有機農業の傍ら、自然食の農家レストランを開店するはずだったご子息の智幸さん、土蔵を改造した店舗も完成していました。「什器」を「重機」に持ち替え作業オペレーターです。やり場のない無念が表情にも出ます。
いくら手を尽くしても、風評被害は日々蓄積されていますが、手を尽くさないないわけには行きません。

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今まで野菜を育てていた表土(畑の表面の土)は土中深く埋め込みます、埋める表土にもEMぼかしと活性液を混ぜ込みます、そてに1m以上の土を被せます。
被せる土は、いままで畑の下にあったいわゆる「底土」、当然肥料や有機物があまり含まれていません。
それを、解決する作業も急ピッチで行います。有機質投与、土壌微生物確保いままで通りの収穫量と品質を維持するために新しい戦いがが始まります。
「幕田さんの肥料設計があるから大丈夫」と農家の方は泰然自若ですが、有機質の量と質・有機発酵資材の確保と調整など、風評にさらされる生産流通とともに、また新たな課題と戦わなければなりません。

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販売先を探しています
九州南部が梅雨入りだそうです、沖縄には台風が近づいています。
もうそんな季節かと、改めてカレンダーを見なおしています、夏の農産物のほうもそろそろ本格出荷になりました。
福島産農産物の市況も一時よりは改善されていたようです、あくまでも青果市況は需給のバランスなのでもうしばらく様子を見ることが必要なのですが。

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       震災直後の停電による無暖房に耐えました


きゅうりも「旬」を迎え味もよくなってきました。
微生物と有機質の活用により今年のよく仕上がっています。

ところが、このブログでもよく登場していただく加藤さん、特別栽培で無化学肥料減農薬なのですが「こだわりきゅうりの引合い」がありません。
今日も慣行栽培ののきゅうりと同じ扱いで市場に出荷しなければなりません。


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  出荷のためにワゴン車に詰め込み 市場出荷をせざるを得ません


加藤さんとの付き合いはもう16~7年くらいになりますか、「EM菌ってありますか」と、突然訪ねて来られたことを思い出します。ずいぶん月日は経ちましたが、相変らずきゅうり一筋です。
ある高級スーパーが、本当に驚いた品質を誇ります。私がすみませんというと「夏秋きゅうりも来年もありますから」と笑って答えた加藤さんです。
放射線量検査でも未検出、土壌値も正常です。いまのきゅうりも、夏秋きゅうりも、来年のきゅうりも喜んで買っていただけるお客様を探さなくてはいけません。
絶対安心でおいしいのですから。

現在は、スナックエンドウ、グリーンアスパラ、そしてきゅうりが旬です。これから茄子、ピーマン、ミニトマトと続きます。かぼちゃ、こだわりの自根きゅうりもあります。
これからの販売確保にご協力下さい。末永く供給させていただく、品質と安心情報網をを作ってきました。

テーマ:食の安心 - ジャンル:地域情報

放射線除去の動き
放射線量の低減に向けて、自主的な活動が始まっています。
私たちも含めて、放射線低減化への試験研究は行っていますが、農家のあいだでは具体的な対応を始めた方もいます。

福島市飯坂町の斎藤さん、果樹3haの専業農家その大半を個人販売で対応しています。
ここは原発事故現場から70km以上も離れていますが、お客様の信用は個人販売の何よりの財産です。
先ず10a分の表土剥離を行いました。

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                作業を見守る斎藤さん

表土剥離とは、いま小中学校のグランドで行われている方法で、放射線のある土の表面を削って取り除くもの。いわば外科手術のような方法です。
この方法だと確実に放射線は少なくできます、しかし「副作用」も覚悟しなければなりません。
① コストがかかる
② 放射線を含んだ表土の処理
③ 農地の場合表層近くの一番よい土を捨てるので、その後の収量・品質に差が出る

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         剥離した表土を覆った穴に隔離します

②の対策のために畑に穴を掘り、ビニールで覆う手法を取っています
しかしこれでも不安は残ります、特に放射線量の多い土なのですが将来ビニールを突き破って根が伸びることもありえます。
③は学校のグランドとも違い農家にとって深刻な問題です、斎藤さんも作業による断根(根が切れてしまうこと)を心配していました。

いろいろな課題はあるにせよ、手をこまねいているばかりには行きません。なにせ東京では、内閣と原子力安全委員長が「再臨界」を言った言わない、聞いた聞かないでもめているような体たらくですので。

新しい対応技術の構築を急ぐとともに、このような農家の努力や気概が全国の消費者に届くことを祈るばかりです。




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なにか騒然としています
なにか街が騒然としています。
日中韓首脳会談で、菅総理、温首相、李大統領が福島入りしました。
昨日から、福島駅や視察に行く避難所と道路には警察が張り付き物々しい雰囲気です。
そこに右翼の街宣車も現れ、それをまた警察が取り締まるとあって、街中が異様な雰囲気です。

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今回首脳を福島に招くのは、安全性をアピールして風評被害の払拭を図るためとされていますが、その当日にも3号機取水口から20兆ベクレルの汚染水が海に流出との報道がでてきます。
なんともしまらない話ですが、政府が東京電力を槍玉に上げて善処を求めるだけでは地元が救われません。

「交通事故を起こしたのは免許を交付した警察のせいだ」という理屈は通らないのと同じで、許認可を出した国の責任を先にするのは筋違いとしても、もう少し国も前面に出て対応しないと、それこそ世界中の物笑いの種にされそうです。
国策として推進した原発が破綻した以上、その電力供給を享受してきた利用者も応分の負担を負わざるを得ないのは当然です。ことここに及んで、電力料金を上げない、上げさせないという論議は現実的ではありません。
国も国策の破綻をわびて国民に負担を求めるべきで、ここで取り繕って「人気を下げまい」としても、あとあと帳尻が合わなくなるだけです。

そうしないと負担だけを押し付けられ、具体的な対策が示されてこない福島はどうしようもありません。
今回の各国首脳の視察も、汚名と風評をあおっただけで終わってしまいます。

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内陸部の地震の爪あとも残ります。元造り酒屋の土蔵が壊れていとものを、道路を通行止めをしながら解体撤去していました。世が世ならば、それこそ各国首脳が夫人同伴で視察に訪れ、建造物と伝統技術、醗酵文化をを誉めそやして帰るような場所なのですが、歴史上の暗転というのは全く怖いものです。

この街のお茶屋さんで、永年EMの取次をしていただいていたお店がありました。
そのお店を今回の震災を機に廃業です、もうシャッター通りの1コマになっていました。

今日で30度越えももう3日目、先々が思いやられます。この街でも「がんばろう福島」のぼりは元気に風にはためいていました。

テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報

こだわり「きゅうり」
福島は30度を越す日が2日続きました。
初夏の陽気です、例年なら農産物の出荷や作付けに余念のないところですが原発事故が大きく影を落としています。
先日は天皇陛下、皇后陛下が避難場所にこられ、福島県産の農産物もお求めになられました。
これで風評被害も落ち着くかと思われた矢先、第一原発1号機でメルトダウンという報道が流れ、さらに2号機3号機でも燃料棒損傷が取りざたされてきました。こんな報道が流れると、落ち着くものも落ち着きません。


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例年引っ張りだこのきゅうりの引合いがありません、瑞々しくて糖度もじゅうぶんなのですが。
もちろん、放射性物質も不検出です。

今日の報道によると、福島市の公立小中学校は今年ののプールは「なし」とのこと。それでなくとも蒸し暑い福島の夏に、子どもの楽しみもまた一つ減りました。


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マーケティングで云えば完全な失敗です
福島県の北部に位置する伊達郡桑折町、福島市から見れば北側、桃の産地です。
「くわおり」ではなく「こおり」と読みます。
地震の被害はありましたが、さすがに津波は関係なく放射線量もそう心配ない地域です。
都市再開発が上手く行かず、町の中心部に広大な町有地があります。
そこを利用して災害用の仮設住宅が建ちました。

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国も県も仮設住宅の建設に目標を決め、喫緊の課題として取り組んできましたが、出来上がった住宅に人影がありません。
学校や職場、地域コミュニティの問題から入居希望者がいないとのことです。完全な需要と供給のミスマッチ。
需要のあるところに供給がなく、供給のないところに需要がある。流行のドラッカーではありませんが完全な失敗例です。行政サービスもマーケティングを勉強する時代になったようです。

また、需給の不均衡で云えば今回の災害で支援物資が多く行った避難所と、ほとんど行かなかった所が存在しました。これも物流と情報支援のミスマッチです。

支援物資が山積になっていながら、足りない所に転送しようとしても「規則上ここから動かせない」といっていた担当者も居たそうですがこれは全くの問題外。硬直化の弊害は平時・非常時関係ないようです。

テーマ:東北関東大震災 - ジャンル:ブログ

飯舘村と葛尾村
今日も「計画的避難区」域飯舘村の話題です。
現地調査のため飯舘村に行っていました、農業をしながら喫茶店を繁盛させている市沢秀耕さんのところに伺ってきました。

喫茶店という括りだと市沢さんに怒られるかもしれません「コーヒー専門店」と言い直します。彼とはもう20年数年来来の付き合いになりますか。
私たちがNHKの大河ドラマ「独眼流正宗」が話題になったとき、ふるさと興しのパフォーマンスとして有志で正宗の甲冑(もちろんレプリカですが)を借金して買い揃え、当時情報発信の最先端だった池袋の西武百貨店に出向いたことがありました。
私が後日雑誌の取材でルポライターに「歩くたび鎧がシャキシャキと音を立て、それが借金・借金と聞こえた」と話したところ、件のルポライターが大きく記事にしました。その記事を読んだ知り合いの福島大学の助教授が面白がって、「鎧を着て借金借金」と講演やゼミで吹聴すもので、当時とても有名な話になっていました。

当時飯舘村も「飯舘牛」をメインにした地域機振興を図っていて、その中心だったのが現村長の菅野典男氏で、市沢さんともその頃からの知り合いです。
記事を書いたルポライターは、その後直木賞を取る小説家になりました。言い囃した助教授はそのご教授になり、宇都宮大学に転じ、昨年は有機農業学会のセミナーで基調講演をしていました。

当時市沢秀耕さんは飯舘村職員、引越しの準備に余念がないご夫婦と懐かしい話をしてきました。自宅の下には食材用のブルーベリー畑、軌道に乗ってパテシエが3人になったコーヒー店、すべて置いてここを立ち退く無念は察するにに余りあります、因みに奥さんも元県職員、営農指導員でした。

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調査作業中にちょっと私の不手際で水道を壊し、補修のの助っ人に来てくれたのが近所の農家市沢治仁さん。
市沢治仁さんは専業農家で、水田8haカーネーション1200㎡の経営だそうです。去年導入した大型コンバインはは今年は使えず、どこに格納して村を去るのかまだ決まっていないそうです。例え使わなくても償却は残ります。

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例年今頃は田植えと花の手入れで息つく暇もない忙しさ、「今頃の山はこの青さなんだな」もう農作業ができない
今年、周囲の山を見渡しての一言でした。
今年の水田の作付けは禁止、5月末で村を避難すること、避難解除の見通しは現時点で立たない、補償はとりあえず東京電力か一時金100万円程度出る模様、この程度しか分からない条件で何の選択の余地もなく村を去らなければならない人々。

「飯館牛」と言うブランドを長年かけて創ってきたこの村ですが、別の意味で「飯館」は世界に知られる地名になってしまいました。

ところで、隣接の葛尾村も今回の避難地域です。ところが「葛尾」の名前がなかなか出てきません。この違いはどういうことでしょう。以前から能動的に情報を出し続けてきた飯舘村、25日には有機農業を党して昔からなじみの深かった「加藤登紀子」が激励コンサートを行うそうです。人知れず村を去る葛尾村の人たち。葛尾村もがんばれ。




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朝ズバ !
朝の情報番組「朝ズバ」で、飯舘村の佐々木千栄子さんが取材に応じていました。
どぶろく特区を申請してどぶろくを作ったりユニークな活動をしています、みのもんたも朝からどぶろくを飲んで見せました。
佐々木さんは「山ゆり会」の名称でグループを作り、で自然栽培きのこの生産も手がけています。
私の方にも福島県の農林水産部からから「これらのきのこの効率的な販売を手がけて欲しい」と言う要請があり、昨年は百貨店の高島屋、高級スーパーの紀ノ国屋、成城石井さんなどで取り扱って頂きました。

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ご承知の通り、原発事故の影響で飯舘村は全村避難です。今月中には村には住めなくなります、「いままで培ってきた事業や生活はどうなる」「避難してくれという要請ばかりで、補償や今後のの見通しは示してくれない」佐々木さんの受答えに、みのもんたもうなずくばかりでした。
せっかく、人もうらやむ超一流店で商品展開しながら今年は飯舘村からの供給はできません。キャスターの八塩景子さんも本当に気の毒そうにインタビューをしていました。

南相馬市のの桜井市長も、「東京はまだまだ優雅、水がどうの停電がどうのという話をしている」といっていましたが、先が見えないまま生活も仕事も奪われてしまうような出来事がかつてあったでしょうか?


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夜はNPO法人チェルノブイリ救済中部の河田理事を招いてのの情報交換会がありました。写真はやはり飯舘から参加の菅野さん、昨年お父さんが亡くなったのを機に農業を始めたそうです。
今年から本格的な収穫が始まる矢先の放射能災害、やり場のない怒りはどこにも向けようがありません。
東電の「企業年金には手をつけない」、政府の「電力料金は上げない」。まるでどこかに打出の小槌でもあるような報道を見る限りやはり東京は優雅です。


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電源立地交付金という麻薬
福島県飯舘村、川俣町山木屋地区の計画的避難が始まりました、阿武隈山地の高台にある地域で典型的な中山間地です。
避難説明会に参加した山木屋地区の住民がテレビのインタビューで「原発の何の恩恵もなかったこの地区が何で・・・」と答えていました。

東京電力福島第1.2原子力発電所のある地域は、かつて福島のチベットといわれていた福島でももっとも開発の遅れていた地域でした。地域活性化の窮余の一策として原発を立地した経緯があります。福島県の地図を見ると、いわゆる奥会津と言われる地域が、豪雪地帯であり開発が遅れていたと思われるかもしれませんが、奥会津の只見川流域は水力発電所が建設され、建設工事と電源立地交付金で潤っていた時代がありました、その経済効果を福島県浜通りも狙ったのでしょう。
中部電力の浜岡原発も当面の操業停止について静岡県知事は歓迎の意を表明しましたが、御前崎市長は雇用と税収を念頭に置いて複雑な表情でした。
以前、国の研究・開発資金の取得を前提に、ある大学とともにに福島県の研究機関に共同研究を打診したことがありました。福島県の研究機関は公的資金の導入にあまり積極的でない傾向があります。無条件でいただける「電源立地交付金」があるからです。
福島県でも放射線量の土壌分析ができる検査装置を導入するそうです。原発立地でありながら、今までそのような装置がなかったのが逆に不思議です。
交付金はどのような研究に使っていたのでしょうか、そして高い高い原発立地の代償を払うことになりました。


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事務所周辺でもまだ道路が波打っています。居住地を追われる避難地域の方々から見れば、なんと言うことはない不自由ですが、震災の爪あとはまだまだ残っています。
このような復旧工事もあり、土木などで一時的に地域の経済は活発化するでしょう、しかし抜本的な対応を誤ると、またリスクと地域経済を秤にかけるようなことになりかねません。


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ボランティアと賠償スキーム
昨日政府が原子力損害に対応する賠償スキームを発表しました。
これについては異論も相当あるようです、ねじれ国会により成立も危ぶまれていると聞きます。社民党や共産党が反対するのは分かります、もともと反原発ですし、東京電力という巨大資本は体制的に合わない存在でしょう。
他県の震災・津波の被災地からは、原子力災害は賠償されるので救われるという声も聞かれますが、原発事故は進行中で被害はこれからも積みあがる可能性があります。飯舘村などの全村避難はこれから始まります。
私は賠償スキームを見て「こんなものかな」と言うのが率直な感想です。居住地を追われる住民、まだ売り上げが立たない農家、出港できない漁民、収入が激減している事業者。それに対して関東圏の電源供給は確保しなければならない事情を考えると、すべて丸く収まる対応など望むべくももありません。
いままでふんだんに電気を使ってこられた代償として、これからの電力料金の値上げも当然視野に入ってきます。

「関東地方で使用する電源を東北で発電し事業収入は東京の会社が得て、地元では多少の税収と雇用があるだけで巨大なリスクが残される」ことに割り切れなさを福島県民は感じているのですが、13日は関東から助っ人が来ました。

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茨城県取手市から、NPO法人みどりネットワークの恒川さんが強化活性液を運んできて下さいました。
恒川さんとは5~6年前、有用微生物応用東京大会でお会いして以来でしたが、相変らずお元気でご活躍のご様子です。あの大会で野菜部門で報告をされた福島県の農家は原発から20キロ圏内の方、で現在は避難生活を送っているものと思われます。
原発立地地域が抱えてしまった傷の大きさを考えると、政局がらみの動きや電力料金の値上げを許容することが誤りのような新聞の論調はまるで別世界の出来事のようです。

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応援の方も来られます
今日も悲しいニュースが入りました。「官房長官が原発事故20キロ圏内の家畜について安楽死をさせるよう福島県知事に指示した」というものです。飼主が立ち入れない区域に家畜だけ残されても,それはそれで死を待つしかないのですが、家畜そのものに原因のあった「口蹄疫」とは少し意味が違います。

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このような福島県の状況を受け、EM研究機構新谷さん(写真中)奥本さん(写真右)も県内の放射線量の調査に来ています。今日は自然農法菜園アドバイザーの須賀川市石井孝幸さんのところで調査と懇談をしました。

石井さんによるとハウスきゅうりは非常に順調だということです、あとは風評との戦いです。エコピュア編集部の福田さんからも老舗のお弁当屋さんとのマッチングのの話をいただきました。
福島の状況は確かに厳しいのですが、その打開に向けいろいろな機関や会社からのご支援の届きはじめました。
ここは1千年に一度のがんばりどき、福島もがんばります。

福島の子どもたちも混乱のなかがんばっています。
http://www.youtube.com/watch?v=950H9R5htcM

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がんばれ「ふくしま」

5月11日は、東日本大震災からちょうど2ヶ月です。
今日からこのブログがWebエコピュアにリンクされたそうで、有機農法や有用微生物群、食の安心・安全にご興味のある方にもご覧頂く機会が増えたかもしれません。

地震・津波・原発事故・風評被害、さまざまな困難に直面している東北そして「ふくしま」。
今まで営々と築き上げてきた多くのものが、次々と壊れてゆきます。でも、そこから再起しようとする姿もあります。混迷の「ふくしま」からのリポートです。

今日は久しぶりの雨になりました。このところ空を見上げる余裕もなく「いつ以来の雨だろう」と記憶を辿っています。気がつけばピンクの桃や白いリンゴや梨の花もすでになく、果樹園もみどり一色になっていました。

写真は福島県伊達市の田中壮介さん、「伊達」は宮城では?聞かれるのですが、そそもそも伊達政宗の伊達氏は福島県北部が発祥の地です。平泉を攻める源頼朝の軍に同行した常陸の国の武将が、合戦の功によって伊達の地を与えられたのが伊達氏の開祖とされています。
おおよそ千年近く前の出来事ですが、千年に一度のといわれる災害でこの地も揺れています。

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田中さんはほうれん草・小松菜を通年一貫生産する専業農家、私の方の生産・物流システムで東京へも送っています。
例えば高島屋の二子玉川店様は、盛夏の一時期を除きこの野菜のコーナーを設けるほど多くのお客様に支持されていました。この地域の露地のほうれん草、小松菜は出荷規制になっています、むろん田中さんのものから検出されているわけではありません。
出荷したくともできない状態、今日も雨の中伸びた野菜を草刈機で刈り取っていました。
現在の耕作面積は約4ha、行政は画一的に「刈り取った野菜は1ヶ所ににまとめて指示があるまで保管しておくこと」と通達を出していますが、「4ha分の野菜をどのように保管するのか理解できない」と言います。
出荷できないからには収入は0です。機械や施設の焼却はあり、いつ出荷解除になっても良いよう播種は続けています。
毎日のように政府や東京電力の対応や被災者の怒りが報道されますが、この地域にはまだ東京電力の謝罪もなく具体的な賠償の話もありません、毎日生活費と生産コストだけが積みあがります。

がんばれ東北やがんばれ福島は実は他人からの励ましではなく、苦難のなか自らを叱咤、激励するつぶやきでもあります。どこよりも安心で、新鮮でおいしい野菜を届けてきたプライドが、いまのなんの生産性もない作業を支えている原動力です。



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「暗転」から2ヶ月
これほど激動の2ヶ月は経験がありません。
まさに暗転でした、昨年は記録的な猛暑でした。それが秋野菜、冬野菜の作付けにまで影響してしまいました。

今年はちょっと寒めの冬らしい冬で、春も順調にに訪れようとしていた矢先の大地震と津波予期せぬ原発事故と、おそらくこれから何百年かは年表にはゴチック文字で書かれるであろう天災・人災で、すべての計画や希望、未来が吹き飛んでしまいました。
今年はがんばろうと思っていた矢先の「暗転」でした。

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放射能対策の「菜の花プロジェクト」ではありません。
小松菜や白菜など、一般的な野菜でもアブラナ科の野菜は放っておくと4弁の黄色い花が咲きます。出荷停止で採らずにおいた野菜が黄色い花を咲かせています。

一見するとのどかな農村風景もまさに、苦悩と葛藤の風景でもあります。
東京電力は未だに強大な災害による不可抗力の事故であるとして免責条項に該当する可能性を示唆していますが、法的な判断はともかく、とにかく何の過失もない福島県民が途方にくれていることは確かです。


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もう5月も半ば近く、季節的に始めなければならない仕事もあります。水を張った田んぼの風景はまるで何事もないようにいつもの5月の風景です。
津波でも多くの水田が塩水に水没し防潮堤や水路も壊され作付け不能になりましたが、この水田の米もどれだけ放射線の影響を受けるのか収穫してみないと分かりません。この夏の電力事情に心配の声も上がっていますが、夏以降の食糧事情もかなり心配です。
農産物は電力と違って輸入できるとして、早くも買い付けの動きもありようですが、このような農地や里山を守ってきた日本の農業はどうなるのでしょう。
雇用や安全保障、環境保全や地方自治等々、曲がりなりにも地方を支えてきたシステムが脅かされています。東京電力もリストラ策を小出しにし、企業防衛や賠償回避に動いていますが、○兆円だけでは済まされない罪の深さにもっと気付くべきです。

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雪うさぎが見る「人と自然」
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福島市から望むむ吾妻山、市内から西に見えます。写真中央が「吾妻小富士」、その山の裾に見える残雪が「雪うさぎ」と呼ばれる福島市のシンボルです。うさぎ型に残雪が残っています、冬の一面の白から雪融けが進みにつれて「うさぎ」の形に見えてきます。
もちろん雪が融けるに従いだんだん痩せてきて、晩春に姿を消します。GWあたりが見納めでしょうか、もうずいぶん痩せたうさぎになっています。

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昔から地元では、雪うさぎの様相で微妙な季節の動きを感じ、農作業を進めてきました。例えば暦では同じ日にちでも、春の訪れが早い年や遅い年、例えば春の遅い年は残雪が多くそれを山のうさぎの形で見て取ります。
それにより、稲の種まき、ももの摘蕾(桃の実を大きくするため余分な蕾を落とす作業)時期の予測、田んぼの代掻き(田植えの前に田んぼに水を入れ耕運する作業)などの作業時期や手順をきめてゆきます。
放射線量の判定で大幅に遅れていた水田作業も、雪うさぎの姿を映してピッチが上がってきました。
今年も例年通り季節は移ってゆきます。人間が快適に過ごせるように低コストで発電を行うシステムは、結局人間の手では抑制できませんでした。
自然と人間がの共存できるありがたさを雪ウサギは教えてくれています。初夏の訪れとともに間もなく今年の雪うさぎは消えてゆきます。来年また現れる頃には、どのような「春」になっているでしょうか。


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白い風景
菅首相が、突然浜岡原発所の停止を要請しました。
福島での被害を勘案すれば当然のことだと思います。私たちの研究や事業でもリスク・マネジメントということを考えます。
上手く行っている特は良いが、もし計画が狂ったら?農業の場合は天候上の変動要因があるので余計に深刻です。
逆に農業は気象要因のリスクがあり工業製品のように計画的な採算や販売ができないと言う指摘もありますが、例えば石油のような投機マネーによる価格上昇、為替の変動リスクなど個人や企業、国でも抑制困難なリスクに囲まれながら経済活動を行い、それぞれリスクヘッジを行っていますています。
計画上予期せぬ出来事があっても、それに対応できる仕組みや、予備の人・モノ・金などを準備しておくことがリスクマネジメントです。
発電・売電という経済行為を行っている東京電力や、経済活動の主務官庁である経済産業省が「あまり大きなリスクは目をつぶろう」と、原子力炉立地と運用を決定し、または監督していたとすればやはり犯罪的なマネジメント上のミスで、原子力災害賠償や復旧費用等を通じて桁外れのコストを負担するようになるのは当然のことです。

ところで、桜、桃と続き福島の風景をピンクに染めていた花々も、新緑とともに白い花々に変わってきました。ピンクほど艶やかではないものの、まだ淡い新緑にあいだに咲く清楚な白い花もまた良いものです。福島は本当に「色」のある処だと思います。

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リンゴの花です、桜や桃とちがい新葉とともに花が咲きます。青森から見ると一ヶ月も近く花の時期が早くなります、その分余計に未が太陽を浴びるのでりんごが甘くておいしいと福島の農家は自慢します。

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梨は、ブドウのように棚と呼ばれる網目の段に枝を這わせます。その網目の上に枝が伸び白い花がいまや盛りと咲き誇ります。ここは福島市萱場地区全国的に名の通った産地です、梨が植わる以前は文字通り萱野だったところです。
福島県といえば、原発立地に近い浪江町などにも梨の産地がありました。立ち入り禁止区域の見る人もいない梨畑に白い花だけが咲いているのでしょうか。

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震災の液状化現象で、石塀が崩れマンホールがが浮き出た道路も白いハナミズキが咲きました。電柱は立て直しましたが、まだいたるところにアスファルトの陥没があります。
復旧は予算があればできますが復興は予算だけではできません、農業復興はどうなるのでしょうか。

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福島 生産物廃棄、現場の表情
今年の大型連休は思いの外に人出があったとか、経済のためには確かに良いことには違いありません。
自粛に明け暮れた花見の頃には「被災地の酒を飲んでくれ」が話題になりました、ところが福島には圧倒的な品質格差でマーケットで高い評価を得ていた野菜がまだ出荷できません。

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このブログでも何度か紹介した田中農園さん、この冬のほうれん草を山形大学と開発した画像解析による食味診断システムで分析したところ、例えば甘みを測る指数でスーパーで売られる一般品の約2倍の数値が出ました。
あのおいしいほうれん草が食べたい、とご要望は多いのですが、まだ出荷規制が解除になっていません。
田中さんのほうれん草の放射線量が多いわけではありません、エリアのほうれん草で規定以上の数値化検出されているということです。その数値が検出された生産地は公表されていません。
消費者の安全確保が最優先ですが、それにしてもただただ解除を待ち続ける農家の心労は大変なものです。
畑では通常より伸びたほうれん草が減農薬栽培ゆえ雑草に巻かれて、収穫ではなく廃棄を待っています。

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つい先々月、NHKの取材に笑顔で答えていた田中さん。放射線の抑制技術開発の試験協力も快くご協力いただいています。笑顔での会話にも少し元気が感じられません。
たった2ヶ月で、痩せて白髪が増えた印象です。田中さんばかりではなく多くの農家や関連企業、福島県の生活者は同様の苦労を強いられながら頑張っています。
そういえば青空を泳ぐ鯉のぼり、今年は心なしかあまり見かけません。それとも私のほうが、空を見る余裕もないのでしょうか。

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放射線土壌汚染対策
ひと頃よりは減ったものの、新聞やテレビなどのメディアでは東日本大震災がまだ相当の割合を占めています。
同じ被災地でも、地震・津波の岩手、宮城、茨城などと地震・津波+原発事故の福島では被災の状況は違いますし、放射線量による避難指示を抱える福島は復旧をプランニングする所までも至っていません。

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今年もGWに合わせるように桃の花が咲きました、連休後半になるとリンゴも白い花を咲かせます。いつもの風景、いつもの農作業の時期が今年も来ました。
ですが、ここに今年影を落とすのが原発事故による放射能の影響とそれに伴う風評被害。
永年農地を管理し生活の糧にしながら、「突然○○ベクレルです」と言われてしまう驚きと相手が目に見えない戸惑いは、まさに「すみません」では「すまない」話です。
もっとも、東電や政府から一般的な謝罪はあったものの、広域に分散した放射線量とその対応、風評被害による賠償について具体的な話はなく、その「すみません」と言う話も実は未だにないような状態です。
東電は経営陣の賞与を半分すると発表して経産大臣から生ぬるいといわれました、確かに生ぬるく被害の大きさを考えれば無給という声も妥当です。ただ、原発の監督官庁の経産大臣なども無傷というわけには行かないと思います。原発推進は自民党の時代からで、この時期政権与党で未曾有の大災害に居合わせて民主党も不運といえば不運ですが。

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しかし、放っておいても季節は進みます。私たちのグループでも関係機関と対応に向けて動き出しました。農地の線量調査、放射線対策。かつて日本が経験したことない領域でにの対応になりますが、何とかしないと事態が進みません。
チェリノブイリ事故の対応、文献。実地の調査、対応策の試験と検証。とにかく始められるところから動き出します。


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福島県 農家の困惑
震災後に植えつけた野菜も、収穫の時期を迎えてきました。
促成きゅうり(ビニールハウスなどを使って、通常より早く生産する)は、ハウスの中なので基本的に放射能汚染の心配はありません)も最盛期を迎えてきます。

今年も丹精こめた野菜はおいしく仕上がっています。
ここ20年は化学肥料を使っていない加藤政夫さん、品質には定評があります。

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いまだ世界が経験していない状況とは言え、原発事故をめぐる情報の錯綜は「混乱」を招くばかりです。
責任を認めたかに見えた東京電力も社長が突然「想像を超えた自然災害による免責」と言い出す始末。世界に冠たる超一流企業のトップも「交通事故の現場で言い訳をしている事故を起こした親父」に見えなくもありません、やはり地震・津波があった「隣りの宮城県の女川原発は無事でしたよね」と言われてしまえば取り繕いようもないと思うのですが。

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昨年の夏は、異常な暑さで苦労をしました。ここのところ加藤さん夫妻も体調も崩しがちです。一生懸命に作ったきゅうりが消費者に届き、喜んで食べてもらえることを願っています。

食の安全を支え続けた人たちの困惑をよそに、政・財の思惑でいろいろな情報が流れては消えます。

昨日の国会でも復興財源が論議されていましたが「金もないが人材もいない」わが国の実態がNHKが延々と中継をしておりました。

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