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幕田武広

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寂しい春ですが・・・
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福島県は放射能による土壌汚染を懸念して、農作業の延期の指示を出しました。
ですから田んぼに人影が見えません(畑にも見えませんが)、例年なら彼岸過ぎると根雪が融けた田んぼの耕運をするトラクターをあちこちで見かけるのですが、本当に人っ子一人見えません。まさにに不気味です。
今日も春の日差しでしたが生産現場は冬のたたずまいのまま、異様な風景はいつまで続くのでしょうか。

午前中、農政局の出先機関で農業6次化の打ち合わせをしていました。原発事故に話が及ぶと農業補償は東京電力、農業復旧は農水省、農産品の安全確認は厚労省、原子力関係は経産省全くの縦割り対応でで農政局の担当者も現地調査にもいけないという話(調査に行ってなんになるという声もありますが)。

ネットの世界では、保安院の説明に出てくる経産省審議官のカツラの話題で盛り上がっていますが、そんなお気楽ではない現実が現在・将来と続きそうです。

こんな現場の話リアルタイムで伝えてよ、とお願いした情報サイトも「私が取材に入れる状況ですか」と、今日の春の日のようなのどかなメールが返ってきました。日本のネットはジャスミン革命の北アフリカ諸国からも遅れを取ってしまったようです。

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黙々と仕事に打ち込んでいます 2
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自分用の育苗の傍ら、野菜苗をつくり近隣の野菜農家に供給している本宮市の熊谷さん。今年は、播種の後の震災でキャンセルが相次ぎ大量の余剰が出そうです。かといって自分の畑でまかなえる量ではなくちょっとか困りながらの作業です。せっかく接いだのだからと南瓜の根を残しきゅうりの根を切る鋏も心なしか元気がありません。
品種や肥土、根茎微生物にもこだわり、ホームセンターで売っている野菜苗とは全く違うのですが、震災後の情報の混乱で、栽培意欲をなくした生産者が数多くいるからです。
原発問題が終息すれば、また栽培を始めるというよりも離農の方に進みそうな年齢構成の野菜産地。
公共事業の減少から農業参入が相次いだ土建業も災害復旧で再度本業に返るのでしょうか。「電源立地交付金」を原資に始めた福島県の有機農業行政、混乱の続く生産現場から厳しい目を向けなくて「東京電力」だけではなさそうです。

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黙々と仕事に打ち込んでいます


福島県須賀川市の野菜農家の方が、野菜の摂取制限の情報を苦にして自殺したという報道がありました。
来るべきものが・・・と言うのが実感です。地震以来の極限状態が何かをきっかけに暴発するのでしょう。
傍から見ればちょっとした情報でも、心理的に張り詰めた状態で慢性的な情報不足の中で出てくると心身のバランスが崩れてしまいます。

およばずながら、関係する農家の皆さんにはFAXで情報や対応策を流させていただいております。津波の直撃を受けた南相馬地区を除けば、送ったFAXはすべて受診可能になりました(初回3/13)は約半数が受診不能でした。
写真は同じ須賀川市の石井さん、全国に名高いきゅうりの産地です。電話で元気な声も聞かせていただいています。先々不安も山積ですが、心配ばかりしていてもしょうがないと農作業に励んでいます。

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山形でお元気です

いつもおいしい『しゅんぎく』を生産されていた南相馬の遠藤さん、以前にもこのブログでご紹介しました。そのときの写真です。
ご自宅は原発から20キロ圏外ですが、生まれたばかりのお孫さんがいるので福島市の避難所へ、そして伝手を頼りに今山形に居られるようです。ようやく連絡が取れました。
ご家族揃ってご無事とのこと、こちらも安堵しました。
とても上品に話される奥さんです。このEMを使った農法は良いからと大勢のお友だちにもお奨めいただきました。
その中のお一人に話題が及んだとき「あの方は流されてしまったようですよ」と言う言葉が返ってきました。被災地では人の死が日常のもので、それを深く受け止めるととても神経が持たない、親しい方の被災がまるで日常の出来事のように語られてしまう、それが今回の災害の現実です。

多くのメディアが震災を報道をしていますが、やっとつながった嬉しい電話が震災の深い深い爪あとを物語っていました。

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震災の中の卒業
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このブログ最初の(おそらく最後の)個人的な話題です。
実は末の子どもが今年小学校の卒業を迎えます、野球とゲームの好きなどこにもいるような男子ですが福島市では今年の小学校の卒業式が震災で中止になりました。
3.11大震災で校庭に避難し、一瞬のうち学校から避難所に変わった母校から、挨拶もそこそこに帰宅しました。
結局登校はその日まで、地震の被害、交通事情、モノ不足、放射線の影響懸念等でその後卒業式の予定日まで学校が再開することはなく、お祝いも別れの言葉もなく卒業する事態になりました。
小学校は福島県庁の目の前、テレビでおなじみの福島県原子力事故対策本部は道の反対側です、なぜか昨日は選挙中の石原都知事まで来てました。
卒業式を中止を通達した教育委員会との軋轢はありましたが、先日学校近くの団地の集会場を借りて応急、手作りの『卒業を祝う会』をしました、学校から逃げ帰って以来顔を合わせたの子どもたちの喜びようは親の涙を誘いました。この学校は制服のない小学校で、女子は卒業式ために新しい服を用意します、今年はブレザー・リボン・チェックのスカートが大流行、そう、AKBファッションです。中学校は制服があるのでこの会がなければ、あとは着る機会がなかった服装です。
当日会場の飾りに使った10個の花の鉢、ホームセンターで買えば200~300円のものですが最後じゃんけん大会で持ち帰れる子を決めていました。モノの溢れる時代に、負けて持ち帰れない子を気遣いながら、嬉しそうに記念の鉢を持ち帰る子どもたち。この子ども達にもにも等しく輝く未来があることを願うばかりです。
原発がもたらした都会の利便性は、何だったのでしょうか。

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町も落ち着いてきました
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町もだいぶ落ち着いてきましした。
原発事故も一進一退の修復作業情報です、町に残る爪あともまだまだ生々しいのですが、電気・水道のライフラインはほぼ整いました。
燃料も少しずつ入ってくるようになっているようです、早ければ週末から被災農家に顔を出せるかもしれません。
リーマンショックの時には100年に一度といわれましたが、今回の震災は1000年に一度ともいわれています。
あまり体験したくない一度ではあります。
これから農産品の風評被害への対応、新しいリスクコミュニケーションの構築と仕事や課題が山積みです。
気を取り直して行きましょう。

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どうか、どうかご無事でいてください
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例年今頃の時期から、高島屋二子玉川店様向の「グリーン・アスパラ」を生産出荷していただいていた門馬さんご夫妻。このようなときにこのようなブログで、実名と写真で出すことに躊躇はしました。
でもご無事でいられることを願って、祈ってアップロードしました。南相馬市の小高区、6号線から太平洋側になります。
もともと非農家で、建築設計関係のお仕事をしてらしたご主人。暮にご挨拶に伺ったときには「アスパラガスをはじめた理由」をお聞きしていて、その後の行動予定が狂ってしまいました。
2月末にも様子を見に伺いました、ご夫婦で歓待して頂きました、土から顔を出したアスパラも拝見しました。初物ですと何本か頂いてきました。
電話は通じません、燃料がなくて、通行止めで近くにもいけません。
ただただご無事を祈るのみです。

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地震でした


とにかく揺れました。東北関東大震災、原発事故はまだ治まりません。
今日の午後LANケーブルが復旧し、やっとメールが使えるようになりました。
昔の怪獣映画にでも出てきそうなシーンです、電信柱が傾き石の塀が崩れています。
原発も含めいろいろな問題がこれからも出てくるでしょう、それらに接した思いを
これからも書き連ねたいと思います。

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相馬地区


何度か話題にしている「しゅんぎく」、当システムの主力産地は福島県南相馬市、合併以前は原町市といっていました。事務所のある福島市から阿武隈山地を越えて打合せや技術指導に行きます。
相馬といえば、全国的に名高い「相馬野馬追祭」毎年7月に開催されます。
甲冑武者が馬にまたがって祭りをするのですが、馬は祭りの期間中というわけには行きません。3日間の祭りのために1年中飼い続けます(レンタルしてくる甲冑武者もいるようですが)。
で、目的の農家に行く途中にも馬の放牧によく出くわします。競走馬の育成でももちろん食用でもない馬が、普通に道端で遊んでいます(もちろん敏感な動物なので、交通量の多い幹線道にはいませんが)。
ちょっと珍しい光景をを目にしながら「しゅんぎく」農家に向かいます。
夏にはこの地域の農家さんからは「とうもろこし」でお世話になります。


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きゅうりの苗です
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今日は寒いなりに晴天かと思いましたが、夕方突然時雨てしまいました。秋の天気ばかりでなく春の天気も変わりやすいです。
さて、先日接木などをしていた「きゅうり」の苗も育ってきました。この苗はあと半月くらいで畑に植えます。昨日のブログで紹介したような畑の準備をしています。
当然今の時期に植える準備をしているきゅうりはビニールハウスで育ちます。その後は雨除けハウスといわれる簡易のパイプハウス、5月後半になってやっと露地栽培と呼ばれる覆いのない畑に栽培します。4月になると覆いのない畑でも植え付けの準備が始まります。

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きゅうりの準備
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一昨日東京でしたがあの暖かさで花粉が飛んでいたのでしょう、すっかり花粉症の症状が出てしまいました。
昨日今日と寒くなったのですが症状は止まらず、医者で注射と抗アレルギー剤の処方を受けてきました。ビニールハウスでは外の寒さとは無関係に栽培の準備に余念がありません。加藤さんのハウスでもきゅうりの苗つくりと歩調を合わせるように、苗を植える畑作りも進めています。
堆肥と有機肥料と微生物をよく混ぜ込んで耕した畑にベットと呼ばれる台を作ります。その上に見える白いパイプが水を撒く給水菅です。
これからじゅうぶんに土に水を浸み込ませ、保温と雑草の防止のためビニールでベットを覆います。これをビニールマルチといいます。等間隔で穴を開けそこにきゅうりの苗を植えてゆきます。
きゅうりの場合(気温によって異なりますが)種をまいて接木をして畑に植えられるように育つまで約1月、苗を植えてからきゅうりを採りはじめるまでまた1月かかります。
それらの手順は、またお伝えしてゆきます。和歌苗を受け入れる土の香りをお届けできないのがとても残念です。

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ロウバイです
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昨日とうって変わって寒い一日になりました、みぞれ交じり朝は少々面食らいましが幸い午後には上がり積雪はありませんでした。
事務所の近所の庭のロウバイも先月から黄色い花を咲かせています。花の名所福島市の「花見山」もロウバイが落葉樹林を明るく彩っていると思います。これから梅・桜と咲く花が増えるにつけ花見山も大混雑をしてきます。
今のうちにひっそりと咲く花を楽しんで来ましょうか。

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寒のもどり、阿武隈川の白鳥です
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福島を縦断し宮城県から太平洋に注ぐ東北の3大河川阿武隈川。福島市を流れる阿武隈川に白鳥を確認しました。
白鳥は冬にシベリアから渡り、留まる各地で餌撒きおじさんとかが現れ、観光名所などになっていました。ところが鳥インフルエンザなどにより感染源とされ餌播きをやめたため、ちょっと肩身を狭そうにして群れを分裂して餌を探しています。
その群れを見つけました、以前は餌まきばでカモを威嚇するように餌を求めていましたが今は独自に餌を探しています。かわいそうですが、野生動物の本来の姿ではあります。

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テレビも大変です
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何かと話題のほうれん草、先日のテレビ取材です。新潟の主婦死体遺棄事件で「元NHK契約カメラマン」とよく分からない肩書きで紹介される容疑者。たぶん民放もそれ見たことかと競合他社の名称を使いたがるのでしょう。
別に人格と職業、しかも元契約関係のあった所属組織とはあまり関係ないと思うのですが。
一生懸命ほうれん草を撮影していたテレビカメラマンを見てそちらの方を思い出しました。ディレクターとしか話しませんでしたが、いただいた名刺は番組名の下に小さく有限会社○○○、要は下請け製作会社。やはりこのカメラマンさんも契約カメラマンということになるのでしょうか。

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桃の節句に桃畑


3月3日ですが、三寒四温の暦通り寒いほうの日に当たってしまいました。
朝には雪が舞い、うっすらと積もっていましたが昼前からの青空で、文字通り春の淡雪のように消えていました。
折にふれて、たびたび紹介している冬の果樹園、余分な果樹の枝を切り落とす「剪定作業」もそろそろ終わりです。桃畑では切り落とした枝を束ねて片付ける作業です。春本番ともなると、枯れた雑草が真緑になり、枝という枝に濃いピンクの桃の花が咲きます、花が散ると桃の葉が芽を吹き初夏にかけて葉が茂ります。
桃の節句には似つかわしくない何もない桃畑ですが、ひとつひとつ収穫の夏に向けて作業が進みます。

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銀座に行きます
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たまたま昨日のブログで話題にした「ほうれん草」、雑草に負けないで大変肉厚でしっかり育っていると書きましたが、いつもご用命いただいている高級スーパーやデパ地下のほかに、今日銀座のレストランからオーダーが入りました。先日昼食会を開いた銀座三丁目ソニービルの地下にある「マキシム・ド・パリ」様。総料理長さんみずからお電話いただいて、定時・定量の受注をしました。
なにせ、品質には自信があります。築地や大田から届くものより鮮度は上、何せジャスト・イ・ンタイムで厨房に入れさせて頂きます。物流経路、栽培場所、栽培方法、栽培に要した資材まですべて明確に特定できます。極端な例えをすると、肥料として使った堆肥の原料になる鶏ふんの傾斜まで特定できます。おいしさの供給連鎖を銀座でお楽しみいただけます。

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雑草に負けない
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ここのところ、「きゅうりの接木」だとか「苗つくり」だとか細かい話を書いてきました。太陽の下、自然と闘うのも農業です。
契約農家「田中農園」のほうれん草、農薬を使わず雑草のハコベに巻きつかれながら元気に育つほうれん草です。元気な野菜を作ればそう雑草にも負けませんがそれは土つくりからはじめなくてはなりません。化学肥料で目先の養分を補充しながらではどうにもなりません。
このブログサイトにも有機農業関連の広告が出ていますが「ちょっと自分たちと感覚が違う」「ビジネスモデルが違う」と言うものが多くあります。そういう広告に限ってこのブログに寄り添うように出てくるのが不思議です。

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