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幕田武広

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春に向けて急ピッチ
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なんとも寒々とした光景ですが、これも春に向けた準備にひとつです。ビニールハウスで前に植えたものの片づけをして、次に植える野菜の準備をしています。根の張りがよくなるようにもみ殻や、土の中の病原菌を抑制したり有機質の発酵を進めるための「ぼかし」とよばれる有機質資材を入れています。このような過程がないと化学肥料を使わなかったり、農薬を抑制したときに上手く野菜は育ちません。
ブログでは、「土の香り」をご紹介できないのが残念です。


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テーマ:農業 - ジャンル:ブログ

「蕪」です
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野菜の蕪です。やわらかくて甘いとご好評いただいています。しかし出荷用として作ると結構難しい野菜です。
まず、連作すると蕪の表面が汚くなること。また、蕪が育ちきらないうちに地上部で(葉っぱのほう)花が咲いてしまうことがあります。暖かいほうがもちろん育ちは早いのですが、地下部(つまり蕪)が腐ってしまったりします。
夏場の主力商品「きゅうり」と浅漬けの相性が良いだけに生産流通の軌道に乗せたいと思っています。

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雪の話が多い今年の冬です
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生産の現場に行くと雪の話題が多い今年の冬、通りがかりの駐車場も日影でもないのに雪が残っています。日中は晴れましたが夕方からはまた吹雪いていました。
天候によって左右される農業で、SCMが使えるのかい?と言ういつもの話題が出ました。ニューヨークダウが日本の株価に即反映するご時勢、予測不能なものについてマネジメントしていくのは経済も自然もある意味同じといえます(もちろん情報分析の手法は全く異なりますが)。

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サプライ・チェーン・マネジメントの農業利用
サプライ・チェーン・マネジメント(SCM)とは
情報通信技術など活用し、供給、生産、倉庫、工場、店舗を効率的に統合するための一連の手法であり、適切な量を、適切な場所へ、適切な時期に生産配送し、要求されるサービスレベルを満足させつつシステム全体の費用を最小化することを目的とする。トヨタ生産システムをはじめとする工業分野で活用され成果を上げている。
農業分野ではマクタアメニティ株式会社及び大学、独立行政法人の研究機関などが連携して開発に着手している。生産手法、商品特性、商習慣等工業分野と著しく異なる農業分野での活用において効果を疑問視する指摘もあったが、金融分野でのリスクヘッジの手法を応用しリスクマネジメントを行うなど様々な試行を行い、農業分野での実効事例となった。TPP等の課題を抱え、生産・流通の効率化と競争力の強化が求められる日本農業においてその活用が期待されている。

テーマ:農業 - ジャンル:ブログ

また雪が
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昨日に引き続き晴天だったのは午前のみ、午後からはまた雪です。
冬場のビニールハウスが雪により余計に寒々と見えます。ビニールハウスの中では春を待つ野菜の苗が
着々と育っています。

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冬の晴れ間に
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契約農家さんのビニールハウスにある水槽です。
久しぶりに冬の晴れ間が広がりました、寒くともなんとなく晴れ晴れします。
水槽には厚く氷が張っていました。くみ上げた地下水や流水をビニールハウスに撒くと水の温度が低いのでせっかく上げた温度を下げてしまいます。ですからハウスの側に水槽を作り、一旦水をため水の温度を上げてからハウス内に散水します。今は春に向けての準備中、水槽も春を待ちます。

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多様な有機物
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おいしい農産物を安定的に供給するには、今まで農業では重きを置かれなかった「システム」が不可欠です。
しかし「システム」に酸化する農家個々の工夫や改善も必要です、ハウスの隅に積んであった「堆肥」これも個々の工夫の賜物です。

テーマ:仕事の現場 - ジャンル:ビジネス

レタスですⅢ


寒さのなか収穫しているレタスもあります。ハウスの中から結球した株を見つけ包丁で切り取りさらに外の葉を落とします。畑では結構大きく見えても外葉を切り落とすとそうでもありません。
EMといわれる微生物を使って栽培すると(微生物の密度にもよりますが)現場で使う包丁が錆びずにピカピカ光ってくるのが不思議です。坑酸化作用のためだといわれています。
先日ある研究機関の研究員と話をしていたら、酸化・坑酸化など科学的に証明できないという見解でした。でも、農産物の販売状況(POSなど)をそれこそ科学的に分析すると坑酸化系の産物の売上が上回ります。研究者は自分の専門分野以外は感心を持ちませんので、時としてこのようなミスマッチを起こします。

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レタスですⅡ
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昨日のレタスの苗が育ちませんというブログ、いろいろ心配をお掛けしましたが「寒さで生育が悪い」と言う意味で、レタスがないということではありません。以前定植したものは順調に育っております。
化学肥料を使わない(化成肥料のN成分の緑色ではない)葉色ご覧板だけすすでしょうか、とにかく甘いです。
品薄情報が流れると価格をつり上げたがる業者がいて困ります、逆にこのような時でないと価格の決定権がないのでしょうが。品質で差別化しろよ。

テーマ:季節の話題 - ジャンル:ブログ

レタスです
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10日ほど前に植えた苗ですがこの寒さで育ちません、でもしっか根付いてはいます。ビニールシートで3重に覆い
凍み枯れないようにしながら成長を待ちます。市況で高値といっても育たないことには仕方がありません。
寒い冬を耐えてて春を待ちます。

テーマ:仕事の現場 - ジャンル:ビジネス

福島は広い


先日の書いたように須賀川に行き、農家の方と同行し隣の天栄村という所まで足を伸ばしました。
天栄村は面積が広い村で「ブリティッシュヒルズ」「羽鳥湖」などがあり、西隣は南会津郡下郷町です。全国的には「何処か分からん」と言うことにもなるのでしょうが、下郷というと江戸時代の宿場の町並みが残る大内宿のあるところです。首都圏4千万商圏からさほど離れていない所にこれだけ広大な生産基盤があり事業収益を求める農家もいるはずなのに○○伝統野菜などと、わざとビジネスチャンスを捨てるような領域で「農業振興」を図っている話も聞きます。ちょっと笑ってしまいます。

話があちことに飛んでしまいました、訪れた自治体の地域振興担当者は地元資源を使って一生懸命一時産品の売込みを図っていました。で、道の案内標識をを見ながら福島は広いと感じた次第。

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冬の産品、原木椎茸
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冬の産品もいろいろあります。
このところ雪や寒さを話題にしていましたが、いま時分温めた部屋で収穫する椎茸も冬の産品です(椎茸そのものは一年中ありますが)。やはり、冬の鍋に入れる椎茸が一番椎茸らしいのかもしれません。
福島県の阿武隈山系は高い山こそありませんが、いわゆる里山が広がる地域です。そこから切り出した広葉樹に菌を植え水に浸けたり暖めたりしてきのこを発生させます。木を切り出すのも木の葉が落ちている冬の仕事で、余計椎茸というと冬のイメージがあるのかもしれません。

テーマ:仕事の現場 - ジャンル:ビジネス

明日は須賀川に行きます
今日もすっきり晴れませんでした、夕方にはまた雪がちらつきました。
でも、冬至から約一月、日足は確実に伸びています。寒くて野菜の値段が高騰しているとか。
そんなことはお構いなしに、もう確実に春野菜の準備は始まっています。あすきゅうりで有名な須賀川に行って
農家と打合せです。

テーマ:季節の話題 - ジャンル:ブログ

雪の中から
ミスをしてしまいました、いつも持ち歩くカメラのバッテリーを充電器に入れたまま、カメラだけ持って出てしまいました。
昨日降り続いた雪は小康状態、晴天とは行きませんでしたが鉛色の空から薄日も差す天候でいた。気温もやや上がり、デパ地下で定番になっている小松菜を雪を掃きながら収穫をしました。文字通りの雪中野菜です。返す返すも写真でで紹介できないことが残念です。
画像分析によりおいしさをお伝えできるようになりました。おいしさを届けるための作業もお伝えしてゆきたいと思います。

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大雪です
大雪です、気圧の谷は週末で今日は晴天の筈が雪が降り止みません。
福島市の土湯温泉の近く、荒井というところにある「農業研究機構福島キャンパス」に出向きました。
本来なら山沿いにあってもっともっと積雪があると思いきや、平坦部とさほど変わりません。典型的な里雪タイプですね。気温も低いので道路の雪も直ぐ凍結します、スケートリンクのような道路に悪戦苦闘する車も目立ちます。このようなときの農作業は本当に大変です。

テーマ:季節の話題 - ジャンル:ブログ

地道な仕事
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前にも書きましたが、野菜をちゃんと育てる、おいしいや農産物を作るのは大変なことです〈農産物に限ったことではありませんが〉。
良い農産物を作るためにこの寒い中、がんばって堆肥を作っている人がいます。おいしい物には作る努力や手順が大切です。

テーマ:食の安心 - ジャンル:地域情報

新内閣とTPP
新内閣が発足しました。TPPに慎重姿勢だった経産大臣を更迭したようです(横滑りですが)。
TPPについては各マスコミいろいろな論陣を張っています、いわゆる識者といわれる人も意見を述べていますが
どうもシックリ議論がかみ合っていないような気もします。
JAのTPPつぶしはみてて滑稽になるくらいです、そこを読売などが面白おかしく揶揄しています、例えば「TPP特需に沸くタスキ、ハチマキ、看板屋」、JA組織や御用学者・御用評論家の意見は出てきますが農民の声が少ないのが気にになります。もう「JA=農民」ではないというのが常識ですので。

テーマ:政治・時事問題 - ジャンル:政治・経済

糖度が2倍の小松菜
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山形大学が調査した小松菜の結果が出ました。
糖度は市販品の2倍ありました、葉が肉厚で色も濃いのですが味にエグミがなくてしかも甘い小松菜。畑で見ると見栄えはしません(近くで見るとボリューム感は見事ですが)。日陰に雪があるのは風雪にさらされて育つからです、
周りに見える雑草は「はこべ」です。除草剤処理をしていないので雑草も生育します、でも雑草に負けない野菜の生育があれば除草剤も必要としません、とくに冬場除草を必要とするような場合は野菜の生育に問題があるといえます。安心安全しかも美味しい、このポリシーはこの画像が物語っています。
決してこのブログに出てくるようなグーグルの広告に惑わされて、高い買い物をしませんように。

テーマ:野菜 - ジャンル:グルメ

冬木立
家の庭です
福島県伊達市という所にある私のうちの庭です、普段住んではいませんが、週1.2度は戻ります。
冬枯れの庭に赤い実だけが目立っています。今年は冬らしい冬でが、これからも春らしい春、夏らしい夏。そんな1年である事を願っています。豪州やブラジルの水害はた大変な状況ですね。ちょっとくらい寒い冬は我慢せねば。
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テーマ:季節の話題 - ジャンル:ブログ

野馬追いの里から
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相馬野馬追いで名高い福島県南相馬市、福島県でもやや温暖な地域で東側は太平洋です。ここで農業を営む遠藤さんご夫婦、夏は有機米冬は野菜を作っています。農業にEMをとり入れて5~6年くらいでしょうか。もともとこの石神地区は春菊の産地として知られ特に北海道札幌に出荷する春菊はとても高価です。
4年前から東京の紀ノ国屋さんにも納品しています。今週末から紀ノ国屋国立店でセールがあるもよう、今シーズンは夏の暑さのあおりで種をまくのが遅れ、ようやく年末に間に合いました。遅れた分今が盛り、柔らかくても腰がありとてもおいしく仕上がっています。高鮮度の店舗直送品です。

テーマ:野菜 - ジャンル:グルメ

味、付加価値が鍵
今日の「日本農業新聞の紙面です。
農畜産物11年トレンドと題した記事で「味、付加価値が鍵」の見出しで記事が書かれていました。
景気後退間が薄れてだそうですが、これには本当かな?と言う気がしないではありません。
しかし、農産物も味・付加価値が鍵と言うのはいいところを突いているような気がします。
いずれにしても景気はあまり良くありませんが、かといって空腹を抱えて困っている日本人は
いない訳で、しかも食べ盛りの子どもが減って、食欲のない中高齢者に食品を買ってもらおうと
すると結局「味」「こだわり」「付加価値ということになります」。
図表にあった農畜産物売れ筋キーワードの年間推移の項目を羅列すると多い順から
おいしさ・健康・安心、安全・地産地消、低価格、生活防衛、エコで、日本農業新聞調べだそうです。

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野菜の甘み
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福島県の北端、宮城県との境野近くにある「半田山」標高863メートル、手前に阿武隈川が流れています。
昔は銀山でした、天気のいい日はさらに後方に蔵王が見えます。
冬はここから寒風が吹き下ろしそれを受けて育つ野菜は絶品の甘さです。

テーマ:野菜 - ジャンル:グルメ

春に向けて

寒さ厳しい折でが、農家は春に向けての作業を始めています。トラクターで曳いているのがブレンドキャスターという機具で、堆肥を畑にほぼ均等に撒くために使います。微生物で発酵させた特製堆肥をこのあと土に混ぜて、さらに土中で発酵分解を進めて野菜の肥料に使います。
窒素などの比較的多く必要な成分の他に微量な必要成分も含まれおいしい野菜ができます。春夏秋とこの先の野菜生産のためもう作業は始まっています。植物工場でこの味が出せるか、輸入農産品でこの品質方待てるか、日本の農家の正念場は続きます。

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雪の中から

先日も書きましたが、雪や寒風に耐えて育つ野菜は甘味やコクが違います。
風除けのシート外し厳寒の中で寒風や太陽、を受けて育つ野菜、写真は小松菜です。
チンゲン菜と見間違えるような肉厚ですがここで慢心しないで堆肥の量と時期、シートを外すタイミングなど研究を続けています。

テーマ:野菜 - ジャンル:グルメ

雪化粧
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雪が降りました、福島は雪が深い会津地方やあまり降らない太平洋岸の浜通り地方があります。私のいる場所は阿武隈山地と奥羽山脈にはさまれた中通り地方、東北新幹線や東北道が通るエリアです。そんな大雪が降る地域ではありません。
今日はうっすらと雪が積もりました。写真は昨日と全く場所です、餌を探してすずめより大型の野鳥でしょうか、足跡が見えます。
この環境のなか、あえてビニールハウスではなく露地で野菜をつくる農家がいます。寒さに当てておいしい野菜を取るためです。そのような気持ちが伝わるブログにしたいと思っています。

テーマ:季節の話題 - ジャンル:ブログ

寒波がきました
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暦通りに寒波がきました、自然相手の仕事柄寒い時には寒くないとどうも気持ちがよくありません。
今朝の寒さにちょっと安心を覚えました、人間勝手なものです。事務所の庭にすずめがきました枯れた芝の上で餌になるものを探しています、寒波に負けない生き物がここにもいました。

テーマ:季節の話題 - ジャンル:ブログ

穏やかといえば穏やか
新年も5日目、日常生活に戻ってきました
嵐の前ぶれかなにか知りませんが、荒れるでもなく大事件があるわけでもなくそういえば穏やかなお正月です。
もっとも、昨年の後半も「海老蔵」「ツイッター」と、騒いでいる割に何てことない事件ばかり。「駅伝」「福袋」のあとは何が待ち受けているのでしょうか。

テーマ:イノベーション - ジャンル:ビジネス

野村HD「植物工場」
今日は仕事始めです、1日から仕事はしてるけどやはり周囲が動き出すと改まった気持ちになります。
Yahooジャパンのトップ㌻トピックスで「野村HD都市近郊で植物工場」というヘッドラインが出ていました。
野村HDは、昨年から経済誌などで盛んに「農業参入セミナー」などの広告を出していましたが開催概要を見る限り「?」の内容で、ようはコンサル先を探すためのプロトタイプを作る動きのようです。
2年ほど前にパソコン大手の「F」社が宮崎の農業生産法人と組んで「画期的な農業支援モデル」として支援ソフトを普及させようとしていましたたが、その後その話題はあまり聞きません。
さらに遡れば、小泉構造改革で公共事業が激減した際に土建業の農業参入が話題になり、「作ったが売れない」と言う笑えない現実が出てきました。さすが野村HD「将来は輸出も見据えた」と打ち上げましたが都市近郊という高コスト立地でどのような輸出戦略をとるのかお手並み拝見ではあります。
先の戦略を示さず「TPP反対」とだけ言っている既存農業団体にも困ったものですが、いずれにせよ外から中から黒船は来ています。

テーマ:野菜 - ジャンル:グルメ

冬の吾妻小富士
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まだ新年3日目ですが今年一番の晴天です。
西に吾妻小富士がくっきりと見えます、写真中央に雲がかかったように見えるのが一切経から立つ噴煙です。
春には覆っている雪が徐々に融け、残雪がウサギの形に残ります。おりしも今年は兎年、春には吾妻小富士の「雪ウサギ」をお届けできると思います。
政治も経済も吹雪のように見通しの立たない年明けでした。春にはどのようになっているのでしょうか?
せめて春を楽しみに待ちたいと思っています。

テーマ:写真 - ジャンル:ブログ

新年2日目

今日は朝から日が差しています。
一日遅れのご来光写真になってしまいました、手前に見える山が福島のシンボル信夫山です。
農産品は今日から店頭に並びます、おいしい野菜、くだものの安定供給に努めます。
どうぞよろしくお願いいたします。

テーマ:夕陽・夕焼け・朝日・朝焼け - ジャンル:写真