昨日首都圏の高級スーパーの担当者と野菜納入業者の社長に会ってきました。 何れも販売競争は熾烈を極めている様子が見て取れます、そのなかで「高付加価値」を梃子に、一定の価格水準を 維持するのははまさに至難の業。 しかし、産地も物流も疲弊する一方の低価格競争はもはや限界(と言われてずいぶん経ちますが)。 1930年代の世界大恐慌時に高級車キャデラックの担当になったマネージャーは、ライバルは「ダイヤモンド」「ミンクのコート」を言い放ち、恐慌下でも売上を伸ばしたとのこと。 案外、差別化を図った高付加価値農産物のライバルは健康飲料やエクササイズ産業だったりするのかもしれません。
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