もう7~8年前になりますか、ある中央官庁の公募事業に応募して「あわよくば研究資金の提供を受けよう」と大学と組んで申請したことがありました。「GIS(地理情報システム)を活用した地産地消の農産物流通モデルです」 「ヒアリングがある」とのことで呼ばれ、官庁の役人地元旧帝大の教授らに研究開発内容根ほり葉ほり聞かれておりました。3年間の研究機関で1億円程度の予算なので、やたら易々と採択できるわけはありませんが。審査する大学教授の一言で目がテンになりました。「この地産地消と言うのは一般的な言葉ですか」・・・いくら農産物直売所がブレイクする前とは言えこのような人に審査を受けるとは。 あんのじょう不採択で、それから農業用SCM技術の採択まで時間を要するのですが、地産地消と言う言葉を聞くたび あの日のいとことを思い出します。浮世離れした研究者をビジネスモデルの審査員にしないでくれ!
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