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雪の仮設住宅
東京滞在中、「福島は大雪ですね」と言われましたが、「私が発たときは晴天でした」としか言いようがなく、出展準備・出展・事後処理や別件の業務を終えて戻ったのが金曜日。残雪はありましたがさほどの大雪とも思わず、いささか拍子抜けの週末でしたが土曜日の夜から日曜日にかけて相当の雪。幸い寒の雪で「サラサラ状態」、春雪のような湿った雪ではないので着雪の被害はなさそうです。

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しかし、震災と原発事故により設置から丸5年で、まだここに生活の跡がみられる仮設住宅。避難地域の保証や賠償は新聞報道程度の知識しかありませんが、5年もプレハブでの生活を余儀なくされているとすると、これは人権問題。やはり、国民に保障された最低限度の生活とは言えないのではないかと思います。
もちろん個々入居者の事情は分からないので、軽々に言えることではないのですが。

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高齢の母が住む実家に雪掻きに。南天の赤と松の緑、そして雪の白。ようやく冬の彩です。センター試験で受験生にとっては「恨みの雪」か。条件は一緒といっても、受験地域や会場によって影響の度合いが違います。一律の配点だと運・不運も付きまといます。
原発事故の例を引くまでもなく、運・不運が付きまとい、一寸先に何があるか分からない社会。そしていよいよ今週にはトランプ政権が発足します。先々の予想などしようがありません。
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止まない逆風
福島県の販売促進イベントで東京へ。
福島県内から100件程度の出展者を募り、有楽町の東京国際フォーラムでイベント。もう、既に顔見知りの出展者も多く情報交換をすると「厳しい」「バイヤーが来ない」の声。東京都は別にしても、後の26道府県は東京に照準を定め、メガマーケットに販路を作ろうと躍起になっているところに、原発事故の後遺症を抱える福島県の単独企画ではバイヤーも分散しようと言うもの。
「買いたたき」のような逆の意味での需要が出てきているとJAの組合長が嘆いていますが、それさえも関心がないのか。高付加価値品などは「成す術がない」のが実態です。もっと逆境の中での「創造」「新生」が新しい価値を作ってきたのも歴史が証明することなのですが。
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朝の移動中、駅で見かけた幼稚園児の移動風景、黄色い帽子にリュックサック、時期がら遠足ではないでしょうが。
ちょうど横浜の原発事故避難生徒いじめ問題の話題が出ていました、神奈川県か横浜市では「道徳」の教科書を使っていじめを起さないように教育をするとのこと。道徳と言えば道徳なのでしょうが、被害生徒の弁護人によると横浜教委はいじめがあったとこは認定しているが、150万円の金銭を持ち出させて脅し取られたことは認定していないとこと。いじめも犯罪ですが金銭の恐喝はまた問題の次元が違います、道徳の観念が必要なのは「教委」の方ではないかと思ってしまいます。
ホームではしゃぐこともを見て、そんなことを考えてしまいました。

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東京での移動に、時間調整にオフィスの隣の神社によると梅が咲きだしていました。新宿の花園神社お稲荷さんのようです。東北の雪の知らせを聞きながらも、ここでは真っ青な冬空です。

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東京も午後からは雲が出始めました、帰りの新幹線を待つホーム。丸の内方面の高層ビルを撮影。全く、田舎者丸出しの道中です。

雪のない豪雪地帯
年明けて初めての山形県米沢行き。国道13号線を通って1時間半足らずでで福島駅の中央部から米沢市の中央部まで着きます。
仙台市も同様の時間で自動車移動が出来ますが、そちらは高速道を使ってのこと。一般道の峠でこの時間なので、県外とは言えいかに隣接地かということがわかります。

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ところが、峠越え、奥羽山脈を越えることによって特に冬の自然環境は一変し、米沢は名うての豪雪地帯。暮れの訪問時には雪がなかったものの、「年が明ければそうはいかんだろう」と気を引き締めて訪れても相変らず積雪はなし。逆に肩透かし状態。

共同研究先の山形大学工学部も、例年ならば構内が積雪で車置き場を探すのに四苦八苦するのですが、「日陰に残雪」程度。

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旧本館名の庭園も、福島では見られないような頑丈な雪囲いで庭木を守っていましたが、例年の低木なら覆われてしまうような積雪がありません。

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大学の行き帰りに通りがかる[城址公園」、見えるのは枯れた芝生と雪囲い。しかし、全国的な春先のような温かさも10日まで、11日からは寒波が居座るようです。
寒い季節は寒くないと生態系ひいては社会生活にまで支障が出ることがあります。被害が出るような豪雪は困りますが、そこそこの雪と寒さはむしろ歓迎。

12日は東方国際フォーラムで「うまいものどころふくしまの恵2017」と言うイベント。まだまだ残る「風評被害」との対峙です。もう「風評被害」で表現する事態ではないのですが、まだ爪痕を表す適切な「言語」がありません。
トランプ現象ならぬ東電現象とでも言いますか。
春待つ果樹園
平場では積雪の無い冬です、ここ何年そうですが。ただ3年前のように2月に突然の大雪があったりするので油断できません。

果樹園のせん定作業も始まっています。伸びた枝を切り揃えます。「枝ぶりが良い」という形を整えるだけの作業ではありません。

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昨日・今日の地元地方紙の記事。まず「遮水凍土壁」の話題、果樹園からいきなり東電原発事故現場に話が飛びますが後で繋がります。汚染水の流通が止まらないとの報道、二つの地方紙が同様の記事を掲載していたので、通信社の配信記事か、ですから多くの新聞に掲載されているのかもしれません。
先ずは「凍らない」と問題があったのですが、昨年秋から暮れにかけて凍結確認の報道が出ました。「やれやれ汚染水の流出が止まるか」と思っていたら、「せき止め効果想定下回る」見出しで、記事を読めば「配管のまたぐ場所に隙間が」と言うような情けない内容、遮水に限らず遮蔽効果を求めるときに「穴」があってはいけないことは小学生でも分かる理屈。東電の担当者も「想定通りの効果が出ていないので強く言い返せないいが、凍土壁全体を凍結させ汚染水の発生量を減らす目標に変わりない」とのコメント。素人考えでは「年間で一番寒い時期に凍結できないのに、春から気温が上がればもっと凍らないのではないか」と思ってしまうのですが。

新聞にも「多額の国費を投じ」と、例の決まり文句がありましたが、「無駄な流出」が止まらないのは「汚染水」だけではなさそうです。
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今日の地方紙で知り合いの地元大学の副学長が、「農業で風評被害と言われているのは、県産品への信頼が損なわれたことを意味し、回復するには新しくイメージを上塗りしなければならないだろう」と述べています。
これは、言うには容易いのですが非常に大変なことで、寒い中での農作業もそれを達成しないと報われないと言う意味にもなって来ます。

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大学も評論家のようなことを言っているうちはいいのですが「では、どうする」となった時には少々手詰まり感があります。

もっとも、それとて大学の責任と言うより「多額の国費」の流入元がそもそもの元凶なのですが。
厄払い
お寺さんの後は神社の話題。「厄払い」に参加してきました。
健康に気を付ける年代だそうです、気は若いのですが。もっと年配の神社世話人には「若いのが羨ましい」と羨ましがられましたが、これには神主さんも苦笑い。

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野の神主は、最近朝早く目が覚めてと、自分の体験談も「そうですか、まだ眠いですけど」とも言えなくて、神妙に拝聴しました。講話は聖武天皇の逸話にまで及び、正月早々壮大な話になりました。

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では、最後に参拝者で記念撮影と、神社世話人にシャッターをお願いしたら根前の参道と石垣。なんとか破魔矢が写っており、なんとなく「神社であった」証拠にはなります。
「おごらず、たゆまず、常に足元を見て」との、神様のご寄託だったのでしょう。そう念じて、今年一年また精進したいと思います。