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奥の細道
断続的に2日続いた雪が止みました。福島市内では、場所により異なるものの積雪は20~30cmか。

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雪の上がった福島駅にたたずむのは、俳聖「松尾芭蕉」。飯坂温泉のそれと異なるのは、ともに陸奥を旅した門人「曽良」も一緒です。

大雪の被害状況を見に少し移動をしました。幸い前にもふれた「冬雪型」、着雪被害をもたらす湿った「春雪」とも違い、大きな被害は内容です。阿武隈山系国道349を川俣から本宮まで南下、そこから二本松に出て4号線を北上。

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軽トラの土は、野菜の苗づくりのための新しい土。「凍み崩れ」と言って土手のようなところの土を持ってきます、まだ肥料など入っていない栽培歴のない土。当然、病原菌も入っていません。
この雪で、地表は覆われているので、雪の降る前に確保していたもので、外の仕事がままならない積雪の時期にビニールハウス内でこの土に種を蒔きます。

当方も事務処理、調査事業の集計・分析が溜まっていて、早朝から駆け足の道中。雪が解けてから思わぬ被害が見つかることもあり、情報収集に努めたいと思います。
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23年目の冬
とにかく寒い、そして大雪です。

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この雪の降り始めのころは、庭の南天に積もる雪を見る余裕もありましたが、積雪や道路凍結、放置車両なって来ると、雪を観るどころではありません。滝も凍って、一筋の落水が。

ただ、今回の気圧配置は西高東低の典型的な冬型。関東・東北の太平洋岸や平野部で雪の被害が多いのは、太平洋岸を爆弾低気圧が通った時、今回は日本海側からの雪なので冬型が緩めば、雪も寒さも収まるものと思います。

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いつも書くように、農業関連に携わっていると暑い時期に「暑く」寒い時期に「寒い」のメリハリがないと、逆に作柄に影響が出ます。
水稲農家は今が休みの状態、果樹農家は樹木の「剪定」の時期ですが、さすがにこの雪では作業になりません。しかし、少しは休むことがないと身体が持ちません。春の芽吹きまで時間がるので「休養も仕事のうち」と割り切るしかなさそうです。
春、果実の花が咲いてしまうと収穫まで身も気も休まることがありません。

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ここまで降ると思わなかったのか、アルミの三脚も雪に埋もれてしまいました。アルミもプラスチックコンテナも「腐るものではない」と割り切って、雪の峠を待つしかありません。

そして、阪神淡路大震災から丸22年。東北から見ると「爪痕」は見えないのですが、如何でしょう。もっとも、犠牲・困窮・被害の心理的な「思い」は消えないのですが。
東日本大震災は、6年目を目前にしても「仮設住宅」がまだまだ存在します。廃炉は40年と言っていますが、「29年度から行いたい」炉心内のデブリ調査によっては先に伸びる模様ですです。阪神淡路の倍の年月が必要になります。「科学技術とはなんだろう」と思ってしまうところです。
雪の仮設住宅
東京滞在中、「福島は大雪ですね」と言われましたが、「私が発たときは晴天でした」としか言いようがなく、出展準備・出展・事後処理や別件の業務を終えて戻ったのが金曜日。残雪はありましたがさほどの大雪とも思わず、いささか拍子抜けの週末でしたが土曜日の夜から日曜日にかけて相当の雪。幸い寒の雪で「サラサラ状態」、春雪のような湿った雪ではないので着雪の被害はなさそうです。

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しかし、震災と原発事故により設置から丸5年で、まだここに生活の跡がみられる仮設住宅。避難地域の保証や賠償は新聞報道程度の知識しかありませんが、5年もプレハブでの生活を余儀なくされているとすると、これは人権問題。やはり、国民に保障された最低限度の生活とは言えないのではないかと思います。
もちろん個々入居者の事情は分からないので、軽々に言えることではないのですが。

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高齢の母が住む実家に雪掻きに。南天の赤と松の緑、そして雪の白。ようやく冬の彩です。センター試験で受験生にとっては「恨みの雪」か。条件は一緒といっても、受験地域や会場によって影響の度合いが違います。一律の配点だと運・不運も付きまといます。
原発事故の例を引くまでもなく、運・不運が付きまとい、一寸先に何があるか分からない社会。そしていよいよ今週にはトランプ政権が発足します。先々の予想などしようがありません。
止まない逆風
福島県の販売促進イベントで東京へ。
福島県内から100件程度の出展者を募り、有楽町の東京国際フォーラムでイベント。もう、既に顔見知りの出展者も多く情報交換をすると「厳しい」「バイヤーが来ない」の声。東京都は別にしても、後の26道府県は東京に照準を定め、メガマーケットに販路を作ろうと躍起になっているところに、原発事故の後遺症を抱える福島県の単独企画ではバイヤーも分散しようと言うもの。
「買いたたき」のような逆の意味での需要が出てきているとJAの組合長が嘆いていますが、それさえも関心がないのか。高付加価値品などは「成す術がない」のが実態です。もっと逆境の中での「創造」「新生」が新しい価値を作ってきたのも歴史が証明することなのですが。
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朝の移動中、駅で見かけた幼稚園児の移動風景、黄色い帽子にリュックサック、時期がら遠足ではないでしょうが。
ちょうど横浜の原発事故避難生徒いじめ問題の話題が出ていました、神奈川県か横浜市では「道徳」の教科書を使っていじめを起さないように教育をするとのこと。道徳と言えば道徳なのでしょうが、被害生徒の弁護人によると横浜教委はいじめがあったとこは認定しているが、150万円の金銭を持ち出させて脅し取られたことは認定していないとこと。いじめも犯罪ですが金銭の恐喝はまた問題の次元が違います、道徳の観念が必要なのは「教委」の方ではないかと思ってしまいます。
ホームではしゃぐこともを見て、そんなことを考えてしまいました。

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東京での移動に、時間調整にオフィスの隣の神社によると梅が咲きだしていました。新宿の花園神社お稲荷さんのようです。東北の雪の知らせを聞きながらも、ここでは真っ青な冬空です。

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東京も午後からは雲が出始めました、帰りの新幹線を待つホーム。丸の内方面の高層ビルを撮影。全く、田舎者丸出しの道中です。

雪のない豪雪地帯
年明けて初めての山形県米沢行き。国道13号線を通って1時間半足らずでで福島駅の中央部から米沢市の中央部まで着きます。
仙台市も同様の時間で自動車移動が出来ますが、そちらは高速道を使ってのこと。一般道の峠でこの時間なので、県外とは言えいかに隣接地かということがわかります。

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ところが、峠越え、奥羽山脈を越えることによって特に冬の自然環境は一変し、米沢は名うての豪雪地帯。暮れの訪問時には雪がなかったものの、「年が明ければそうはいかんだろう」と気を引き締めて訪れても相変らず積雪はなし。逆に肩透かし状態。

共同研究先の山形大学工学部も、例年ならば構内が積雪で車置き場を探すのに四苦八苦するのですが、「日陰に残雪」程度。

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旧本館名の庭園も、福島では見られないような頑丈な雪囲いで庭木を守っていましたが、例年の低木なら覆われてしまうような積雪がありません。

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大学の行き帰りに通りがかる[城址公園」、見えるのは枯れた芝生と雪囲い。しかし、全国的な春先のような温かさも10日まで、11日からは寒波が居座るようです。
寒い季節は寒くないと生態系ひいては社会生活にまで支障が出ることがあります。被害が出るような豪雪は困りますが、そこそこの雪と寒さはむしろ歓迎。

12日は東方国際フォーラムで「うまいものどころふくしまの恵2017」と言うイベント。まだまだ残る「風評被害」との対峙です。もう「風評被害」で表現する事態ではないのですが、まだ爪痕を表す適切な「言語」がありません。
トランプ現象ならぬ東電現象とでも言いますか。