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田舎のコンビニ
買いそびれていたものがあり、土曜日の昼頃コンビ二に行けば、大変な繁盛ぶり。近隣で復興住宅と道路除染、その作業員の皆さんの昼食のよう。

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何はともかく、地元にお金が落ちるのは喜ばしいのですが、作業員の乗りつける車が県外ナンバーが多いのがなるところ。もっとも、そのようなことを言おうものなら、トランプばりの「保護主義か」といわれそうですが。
除染費用も多様な方法で、国民全体で負担していただくしか無いようで(もちろん一義的には東電ですが)、国全体でいろいろな作業も分担していただく、というところに落ち着かせなければなりません。

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昨今は、なんかげつも測定記録が更新されない「空間線量」の表示版もありますが、ここは比較的最近更新されたばかり、欲を言えばコンマの下にもう一つ0が欲しいところですが、ずいぶん空間線量も低下してきました。
全国レベルまで落としてもらう(事故前の水準)のは、当然のことですが。
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田舎のプロレス
昨日のブログで、キャプションをつけない写真があって、問い合わせがありました。

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すっかり風景になじんだ除染廃棄物の一保管。中間処分場に持ち込む以前の仮置き場も確保できない場合(家屋除染の大半ですが)、仮埋設も出来ない場合の処置です。

横浜に続いて新潟でも自主避難者のいじめ、違和感なく(人によってでしょうが)廃棄物が風景になじんでいるように見える方が異常なのか。

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さて、その避難者全てが高額の賠償金でも貰っているように思われ、いじめに金銭要求まで及んだ横浜の例。全く別のところで言われた「田舎のプロレス」、発言した官房副長官が釈明と謝罪に追われました。

発言の内容は、「野党側の国会対応 を「『田舎のプロレス』と言ったら怒られるが、ある意味、茶番だ」と言ったもの。私は、あんまり品はないが「ある意味妥当」な気がします。
去年の戦争法案辺りから目につくのですが、今度の年金法案でも与野党の勢力図(議席数)から成立が明らかな案件を委員会など記事の場で「反対」のパフォーマンスを繰り返すこと、そのパフォーマンスも体を張った「目立たんかな」で、筋書き通り反撃して万策尽きて敗北する、その様子を表現したのが「田舎のプロレス」だとすると、結構上手いことを言う、気になります。

戦争法案や年金法案が「良い」と言うわけではありませんが、どんな法案でもまかり通るようになった勢力図(議席数)をもたらした、過去の失敗の反省や対策があるのかどうかから「検証されたし」ということだとおもいます。その検証の結果の対応が「田舎のプロレス」だったとすれば、やはり政権与党から滑り落ち、その後の選挙でも負け続けて当然なのでしょうが。

さて、本日の本題のもうひとつの「田舎のプロレス」。
9月に懸案だった来年以降の農林業賠償の素案を東電が出して、先月JAを中心とする農林業被害者の協議会が東電案を拒絶し知事が代表をしている全体の対策協議会も同調して東電案を「受け入れられないと」回答。案を出してきた東電・政府も当然折り込み済で、代替え案を準備しますと言う回答も、協議会が要求した11月の総会日程には「間に合わない」「検討中」と代替え案の提出を拒みました。
そこで突然出てきたのが「自民党案」、東電側は即座に「ほぼこの通りで行きたい」と対応したと新聞は伝えています。自民党案の骨子は避難区域の農林業賠償を事故以前の収入の2年分の賠償を3年分とするもの。
避難区域全体が一律の状況ではないものの、原発事故前にいきなりタイムスリップできるわけではあるまいし、この6年近くの間に施設も機械器具も老朽化し、農家もそれだけ歳をとっているわけで、農地除染で表土を剥がれたケースもあって「2年で元に戻せ」が「3年」になっても、どれほどの違いがあるか分かりません。そこで、避難者にいじめではありませんが風評被害が重なります。

何とも手回しが良いと言うか「阿吽の呼吸」に、田舎のプロレスを感じてしまいます。

今年の師走
月単位のカレンダーを1枚剥がすだけのことですが、やはり最後の1枚になると「年の瀬」感が一層強まります。例年使っている地元画伯のスケッチのカレンダーが(ネタ切れか)、今年(去年)は来ずに今年はなぜか海外の写真。11月のグランドキャニオンから12月のパリの夜景に変わりました。
見知った、近所にあった寺院のスケッチが、今年はモンマルトルの丘の寺院と言うのも何とも奇妙な気分です。


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晩生りんご「富士」の収穫も終盤、空いたりんご園の葉はもう黄色、はらはらとりんご畑に舞っています。年内にはすべて落ちて積雪を待ちます、さびしい風景ですがそれが春の新緑や開花を呼んでいきます。

日本経済新聞の最終ページの名物コラム「私の履歴書」12月はデザイナーの高田賢三。デザイナーの功績や業績など全く理解していない立場ですが、20代の頃訪れたパリ、ロンドン。パリは移動はメトロ中心でしたがロンドンは、徒歩と2階建てバスそして例の黒いタクシー。当時日本製の工業製品は凄まじい勢いで輸出されていて、路上で3台並んで止まっていると「3台とも日本車」なる現象にあちこちで出くわしました。ロンドンの一番の繁華街「ピカデリーサーカス」で、一番中心にあり目立っていた広告のネオンは、今は無き「SANYO」。
工業製品はともかく、文化、芸術などは浸透しておらず、ビートルズは既に伝説でしたが、ボーイジョージのカルチャークラブなどが全盛の頃で、日本の音楽など全く知られていませんでした。で、その中ロンドンで見かけたのが「KENZO」ブランドの店舗。「日本のデザーナーも頑張ってるな」と、異国で涙の出るほどうれしく思ったことがありました。

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そこから何十年か、日本の工業を支えた「電力」の蹉跌を見るにつけ、世の移ろいを感じます。
陽だまり
久しぶりに鉛色の空から解放された日、初冬の貴重な陽だまりです。

「保育所」と言っても、銀行の社内向けの施設。失礼な言い方ながら、「これ見よがし」に駅前の町の中心部にあります。企業が率先して女性い働きやすい環境を提供する、という観点からすると「目立つところにある」のも必然か。

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何はともあれ、町中で子供の姿を見かけるのは和むもので、この日は一日会議、その後に新聞の取材対応。会議のビルの駐車場から、初冬の日光浴か庭の散歩か「保育所の子供」を見ることが出来ました。
震災来、何かと子供を育てにくい福島、立派に育てて、また育って欲しいものです。
20兆円を超える
近所の復興住宅の工事が急ピッチです。ずいぶん夕暮れも早くなり、今の時期特有の鉛色の空から、陽が差したり雨が落ちたりの天候の中、クレーンがその空に伸びています。

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復興の槌音なのか、不条理にのた打ち回る怪物のようにも見えます。
昨日も書きましたが、「廃炉」「除染」「賠償」で20兆を超える金額が必要となる予想とのこと。「兆2兆と豆腐屋でもあるまいし」と小池都知事が啖呵を切った東京オリ・パラも、都も持ち出しが3兆円を巡る攻防。単純計算で、オリ・パラが7回できる勘定。
おそらく、このような復興住宅は20兆からすると微々たるものとは言え、その中に入っているのかいないのか、中間処分場は入っていたのですが但書きは無かったので、おそらく含まれてはいないのでしょう。

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日本の年間税収は40超円ちょっと、廃炉がこれから膨らむでしょうから、年間税収の半分をつぎ込まなければならない現実。多少こじつけ・強引でも新電力にも費用を負担せなければあらない事態も、金額を見ると明らかです。

しかし、東電や政府。これだけのことをやらかしたという自覚があるのか、「言うことは他人ごとのよう」と感じる報道が多いような気がしています。